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2018/08/15

赤紙配達人だった人が、敗戦時、軍の焼却命令に叛き、それを密かに保管していた!

赤紙配った、みんな死んでしもうた 軍に背き守った秘密
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今朝(13日)、この記事を読んだのだが、自分も10年ほど前に、この西邑仁平さんを取りあげた番組作りに参加したことがある。
滋賀県・長浜のお宅に伺って、西邑さんのお話を聞いた時のことが今でもはっきりと目に浮かぶ。
やや耳が遠くなられていたので、お嫁さんがディレクターの質問を耳元で大きな声で反復なされていた。
西邑さんが軍の焼却命令に背いてまで、秘匿した文書。
それが語るものの重さは、番組を見てもらうと、よくわかると思う。
一枚の薄っぺらな赤紙が村民の生死を決定づけていたのである。

公文書破棄や改ざんが「忖度官僚」によって、公然と行われている今の時代、この西邑さんが勇気を持って残した公文書の持つ意味の大きさに今更ながら気づかされた。





この映像をネットで探している時に、偶然、芥川賞作家で辺野古基地反対闘争に取り組んでいる目取真俊さんの番組評を目にしたので、紹介しておく。

「こうして村人は戦場へ行った」を見る
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2018/08/13

暑い時こその麺類二品

昨晩(12日)は、フォー
冬に食べるより、このクソ暑いときに食べる方が美味しく感じる。ベトナムのあの暑さのなかで食べたフォーの味が懐かしい。トッピングの青物は青梗菜。パクチーがなかったのが、残念。
ちょっと面白いことをやってみたのだが、乾麺のフォーを水に30分から1時間ほど漬けておくと、生麺のようになり、けっこういけるのである。

20180812暑い時こそフォー





今晩(13日)はイカ焼きそば
見た目はただのイカ焼きそばだけど、味はピリ辛。
じつは、最初にドロ・ソースを少しだけかけ、そのあと、焼きそばソースで味を整えている。
はじめは焼きそばソースのせいで甘く感じるが、そのうちピリッとくるのが売りである。
これも夏ならではの味。

20180813隠し味にドロソースを使っているイカ焼きそば







梅安亭・本日の昼酒メニューは「イカの緑酢和え」


緑酢は土井善晴さんのレシピを参考にしている。
きゅうり1本をおろす。次にニンニクをひとかけおろす。このニンニクを使うところが、ほかの人の緑酢とは違うところで、味にパンチが出る。醤油大さじ1杯、酢大さじ2杯。

20180813イカの緑酢和え




ほかは、マグロのヅケ、青梗菜のおひたし、ナスとオクラの揚げ煮、ナスの漬物、マグロの血合いとポロネギの煮物

20180813本日の昼酒メニュー




2018/08/11

この傲慢で礼儀知らずの最低の男が首相だよ!

被爆者との面談の時にとった安倍のこの態度!
年長者の相手が一生懸命話しているのに、無視して聞く素振りさえ見せない。
自分に都合の悪いことは聞きたくないのだろう。
これが、大人のとる態度か?
ほんと呆れる。
こんなカスが、「美しい国・日本」なんて言っていることが、ちゃんちゃらおかしい。











読み終えた本フロベール著・生島遼一訳「ボヴァリー夫人」

ボヴァリー夫人表紙


<あらすじ>

 舞台はノルマンディ地方の田舎町のトストである。そこへ自分では教養もあり感情のおもむくままに生きられるとおもいこんでいるエマが嫁いでくる。
 夫のシャルル・ボヴァリーは60近くの凡庸な医者で、「歩道のように平板な会話」しかできない。夫だけでなく、町もまた、まったく息のつまるような社会しか提供してくれない。
 それでエマはせめて「逞しい褐色の髪をもつ子」を生むことで、「彼女の過去のあらゆる無力を希望でうめあわせようとする」のだが、生まれてきたのは女の子であった。失望したエマは、なんなく近在の地主と姦通してしまう。

 あまりにあっけなくエマを籠絡できた地主は、かえってエマへの関心を失う。
 エマがイタリアへの駆け落ちを望んでも、巧みに逃げた。これは自尊心の権化のようなエマを途方にくれさせた。エマが自殺を考えるようになるのは、このときからである。
 が、捨てる神あれば拾う神ありで、エマは観劇に訪れた劇場で若い書記官レオン・デュピュイと出会って恋をする。大金を払ってルーアンに住まわせ、ピアノの練習を口実に毎週会いに行く。やっと「本のなかであれほど美しく思えた幸福・情熱・陶酔」がこういうものかと合点したエマは、流行に凝り、「侯爵夫人のようにふるまうこと」を決意する。
 けれども、この金髪の青年は“侯爵夫人”にみあうだけの「英雄的な行動」をとってくれない。それはそうだろう。この田舎にはそのような男は一人もいるわけがない。青年はエマの空想を打ち砕いてしまう。エマは砒素をあおって自殺する。(松岡正剛の「千夜千冊」より抜粋)



モーパッサンを2冊読んだので、その師匠のフロベール(1821年- 1880年)の代表作を読んでみた。
とどまることのない「情熱」に突き動かされ、はたから見ると狂人のように見えるエマの行動は、読んでいるほうが息が苦しくなるほどの過激さだ。
このエマとは誰だ?との疑問に、フロベールは「ボヴァリー夫人は私だ」と述べている。
だからゆえに、エバの生き方と対照的なスノッブの見本のような「薬剤師」や「金貸し」を、侮蔑を込めて克明に描けたということだろう。

翻訳者の生島遼一さんの訳が、何十年経っても風化していないのは、恐るべきことだと感じた。
僕が大学に入った時には、まだ文学部の教授をなさっていて、桑原武夫、伊吹武彦さんらと京大フランス文学の華だった。






梅安亭・長いナスにはまっています。

ついこの間も当ブログで紹介した長いナス。
これが実に使い勝手がいいので、木曜日の入荷日にはこんなに買ってしまいました。

20180809長いナスをこんなに買ってしまった



ナスの浅漬け

20180809ナスの浅漬け



豚肉とナスとピーマンの味噌炒め

20180807ナスとピーマンと豚肉との味噌炒め



オクラとなすの揚げ煮

20180811ナスとオクラの揚げ煮



これはナスとは関係ないのですが、新作のぬたです。

ムール貝とわけぎのぬた

20180810ムール貝とわけぎの酢味噌和え




ツイッターの利便性に目覚めて、毎日の料理はそちらで紹介しています。よかったら、覗いてみてください。
梅安亭@torufujieda
です。





2018/08/05

スペインの南西部やポルトガルでは46度超え!

コルドバでは44度・・・温度計を壊してしまった!

この写真は、コルドバで木曜日に撮影されたもの。44度を示している温度計の前で若者が扇子をかざしている、とのコメント。この構図はカメラマンがやった!と思って撮ったものだろうね。






ニコラス・マドゥロ・ベネゼラ大統領・暗殺未遂!




ベネズエラ大統領暗殺未遂か ドローンで、演説中爆発
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"現代ラテンアメリカ情勢・トランプが昨年8月、ベネゼラへの軍事侵攻を提案">
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ニカラグアでもサンディニスタ政権への「反政府デモ」が激化している。
また、ウィキリークスのアサンジをイギリスの大使館で匿っていたエクアドルのコレア元大統領も訴追されている。そのアサンジも近々、在英エクアドル大使館から追放されるようだ。
ブラジルではルーラ元大統領が収監されているし、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル元大統領も刑事告発されている。
これを見ると、ベネゼラ、エクアドル、ニカラグア、ブラジル、アルゼンチンといったかつての強硬な反米諸国へのアメリカの巻き返しと見るのが妥当だ。

アメリカは、自らの「裏庭」での「反米諸国」の存在を許さないために、昔から直接的な軍事侵攻や情報戦を通じての謀略作戦を展開してきた。中南米史をちょっとでも知るとアメリカの血まみれの過去がわかる。(例えば、映画でもチリのアジェンデ政権を転覆させたクーデターを描いた「ミッシング」やエル・サルバドールの内戦を描いたオリバー・ストーン監督の「サルバドール」などがある)
伊藤千尋さんの「反米大陸ー中南米がアメリカにつきつけるNO!」(集英社新書)がわかりやすい。







梅安亭・暑さで食欲不振になったら、「酢の力」で乗り切ろう!



鮭の南蛮漬け
これ、何回か紹介しているが、栗原はるみさんのレシピがベース。
鮭も美味しいが、野菜が最高。残った汁に野菜だけを追加しても、サラダ感覚でいけるのだ。

20180805鮭の南蛮漬け



本日の昼酒献立
ほかは「ナスのおひたし」「プチトマト」「大根の甘酢漬け」

20180805本日の昼酒メニュー



しめは「鯖の棒寿司」
昨日、ゴマ鯖を「生寿司=きずし」で食したのだが、イマイチ、美味しくなかった。それでも捨てるのはもったいないので棒寿司にした。まあ、それなりにいけた。

20180805しめは昨日のゴマ鯖で作った棒鯖寿司


2018/08/03

河野義行さんの「被害者感情」を乗り越えて発言する姿勢に心打たれた!

河野義行さん「彼らに対しては終身刑が極刑」
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前回、村上春樹の新聞への寄稿文を読んで、がっかりしたと書いたが、僕は彼の本はほぼ全て読んでいるぐらい結構な愛読者であったからだ。
今回、「アンダーグランド」も再読してみた。

しかし、妻を亡くし、本人も冤罪で犯人扱いされた、この河野さんの発言を知って、ますます村上春樹の主張には全く同意できないと思った。辺見庸の主張が正しいと再確認。








最近読んだ本 モーパッサン著「女の一生」と「脂肪のかたまり」

この二冊の本だが、松岡正剛さんと川本三郎さんのお二人がうまくまとめておいでなので、引用させてもらった。
ちなみに、お二人とも、私と同年配である。(ところで、村上春樹と川本三郎さんはそっくり顔。しかも二人で映画本など出されている。脱線ついでに。)



松岡正剛「ギイ・ド・モーパッサン 女の一生」
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川本三郎「脂肪のかたまり」――娼婦への同情が伝わる、モーパッサンの出世作
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川本さんが触れている、永井荷風の「フランス物語」のなかで書かれている「モーパッサン」崇拝の文章がすごい。
以下ちょっとだけ紹介しておく。

「モーパッサンの石像を拝す」
そもそも、私がフランス語を学ぼうという心掛けを起こしましたのは、ああ、モーパッサン先生よ。先生の文章を英語によらずして、原文のままに味いたいと思ったからです。一字一句でも、先生が手ずからお書きになった文字を、わが舌自らで、発音したいと思ったからです。



紐育についても英語はそっちのけで、フランス語の勉強をする荷風。そして、フランスへの転勤が決まると、3年間愛人だった彼女をうち捨てて、そそくさとフランスヘ旅だったという。

・・・私は、突然、同じ銀行の仏国支店に転任を命ぜらる。私は別れる運命の来る時には死のうといった言葉を裏に、女をすかして、飄然と紐育をば後にしたのです。私の、芸術的熱情は、恋のそれよりも、どれほど、その瞬間には強かったでしょう。私は、生別、死別、いずれにもせよ、Adieu(別れ)は、人間のまぬがれ難い運命だと、そういいました。彼の女はフランス語を知らぬ身ながら、わかれに臨んで私に先生の著作の大半を買ってくれました。ああ、私は、世の中に、私ほど、嫌悪すべき悪獣(ベート、フェロス)はないと思います。私がフランスの芸壇を見ても、なお、芸術に成功すべき人となれないのは、別れた後には、風の如く消息を絶したあの女が、この世か、あるいは已にあの世から、憎むべき私を呪っているからでしょう。
・・・・・
私は先生のように、発狂して自殺を企てるまで苦悶した芸術的の生涯を送りたいと思っています。私は、先生の著作を読み行く中に、驚くほど思想の一致を見出します。・・・・
先生は人生が単調で、実につまらなくて、つまらなくて堪えられなかったらしいですね。愛だの、恋だのというけれど、つまりは虚偽の幻影で、人間は互いに不可解の孤立に過ぎない、その寂寞に堪えられなかったらしいですね。老年という悲惨を見るに忍びなかったらしいですね。・・・・





「脂肪のかたまり」を読むと、モーパッサンが娼婦に肩入れする姿勢と永井荷風が浅草のストリップ嬢らとしょっちゅうお好み焼きなどを食べていたことが重なっているのは、こういうことだったのかと、謎解けるのである。




梅安亭・健在です。昼も夜も飲んでます!

昨日の昼酒
生シャケの塩焼き、きゅうりの塩麹漬け、マカロニ・サラダ、きゅうりとしらすの酢の物

20180802。2日の昼酒



今日の昼酒
キムチポッカ、タコぶつ、奴に茄子のおひたし

2010803。3日の昼酒