2008/10/29

旅に出たいな

27日に日本に帰ってきてから、まだ何日もたっていないのに、もう一度アジアに行きたくなっている。
円高で旅には好条件。本日は1ドル=96円ほどのレート。先週はカンボジアのプノンペンのホテルで、この激変する円高を固唾を呑んで見ていた。あの時が最高値で1ドル=91円、1ユーロ=113円ほどだった。「もし」は為替取引には禁句だが、あの時換えることができる環境にあれば(旅先でどうしようもなかった)、もう少し、今後の旅の予算管理が楽になっていたのに・・・結構、パラドキシカルな皮肉だ!
2008/10/30

為替なんて

為替レートが相変わらず乱高下。ささやかな持ち金を、スペイン暮らしに備えてユーロにどの時点で換えたら良いのか迷ってしまう。そしてドンくさいことに一番悪いレートでちょっとづつ換えている羽目に。やはり金とはあまり縁がなさそうだ。
旅の写真の整理をやらないと・・・
2008/11/07

恐慌前夜

11月7日(金)
この間がんばって禁煙。ちょうど7日間続いているが、それでも吸いたいという衝動がたびたび襲ってくる。本当にやめれるのかなあ。
オバマの勝利で、アメリカの経済に少しは光明がさすのかと思っていたら、なんと勝利の日に株が500円も下がった。オバマ勝利はすでに株価には織り込み済みだったそうだ。そして昨日ユーロ圏のトリシエ中央銀行総裁の悲観的な発言を受けて、ユーロは本日は再び123円台に落ち込んでいる。この不景気は世界的には来年の暮まで続くそうだ。
日本ではトヨタが利益の73パーセントが吹っ飛ぶと予想。臨時工の首切りやリストラが始まっている。弱い層がまずターゲット。ほんと暗い時代に突入したようだ。
濡れ手で粟で利益追求をしてきた金融機関やファンドの失敗の責任が、まったく罪のない人々に転嫁されるなんて不合理は許されるものではない。片や退職金が300億ドル?片や何の補償もなく突然の首切り。歪みきった資本主義体制 !

2008/11/17

G20の会議

アメリカでG8に発展途上国を加えた会議ーG20が開催された。テーマはもちろんこの間の世界的「金融危機」への対応を足並みをそろえて実地するための処方箋だった。
アメリカ発の金融危機にもかかわらず、当のアメリカへの糾弾が全くなされなかったのは、腑に落ちない。ファンドや格付け会社への規制をすることで、金融工学の手法を駆使したレバレッジ=カジノ資本主義の暴走を止めようという趣旨のことが合意されたそうだ。
しかし、かのブッシュはまだ未練たらたらと「自由主義市場経済の素晴らしさ」に固執していた。おのれらが進めた市場経済万能主義が今の事態をもたらしたのに、なんの反省もないのだ。ほんと救い難い人物である。それに引き替えフランスのサルコジ大統領は、ドゴール以来のフランスの立場を主張して意気揚々として存在感を世界に示していた。また我が国の麻生首相は、今の金融危機の世界性が何たるかを理解できず、「日本のバブル克服の教訓を学べ」などと、ピンボケな主張を繰り返していた。一国のバブルと世界規模での金余り現象=バブルとの区別も出来ないとは情けない。アメリカが推し進めてきた「ドル基軸」とアメリカへの資金の還流構造が崩壊しつつあるときに「ドル基軸擁護」を唱えている時代錯誤性こそが、問題だ。こんな発言をしているようでは、日本は所詮アメリカの忠実な下僕としてしか国際的に評価されないのは当然だ。
2008/11/18

禁煙

なんと17日間も禁煙が続いていいる。でも、はっきり言っていつ何時この決意が壊れそうか、分からない。たしかに体調は良さそうだ。特に血圧と胃の調子が・・・それでも、あの一服感が忘れられずに、時々無性に吸いたくなる。
引越しの準備はかなりできた。残りは前日でもやれそう。
2008/11/19

ついに挫折

禁煙18日目でついに挫折。実はこの日、懸案だった打ち合わせが予想外にうまくいき、かなり浮かれた気分になっていた。久しぶりに酒が飲みたいという感じだったのである。酒というならやはりたばこも吸いたい。欲望のまま、今までの禁煙の苦しみなどどこ吹く風とばかりに、アルコールと紫煙の渦に身を任せてしまったのだ。

2008/12/03

危機的状況

インド・ムンバイでのテロ、タイ・バンコクでの反政府派による空港占拠事件と、この間、アジアもきな臭くなっている。経済も韓国のウオンの下落を筆頭に、中国、日本の不況とどれをとっても、今の時代、アジアでも暗い話題ばかりだ。
アメリカの一極軍事行動主義とドル機軸による経済支配の構図が、明らかに行き詰まり、アジアにまでその影響が及んでいるということだろう。この状況は、たとえオバマになったとしても、大きく変わるとはないと僕は思う。病んだ金融資本主義と軍事優先の世界支配の構造が、限界にきており、これを転換するのに大統領ぐらいが変わったとしても、解決の糸口は見つからないだろう。
そして、こうした状況では、国際的には第3世界の人々に、国内的には非正規雇用の人々や貧困老人などいわゆる社会的弱者にしわ寄せがいくのだ。
昨日の新聞に載っていた記事にあきれ返った。いま経営危機に陥り、連邦政府からの借入金を要請しているいわゆるアメリカのビックスリーのひとつ、フォードのCEOが年俸の削減に抵抗しているそうだ。彼の年俸はなんと20億円。自分の給料だけはびた一文も減らさずに、工場労働者の首切りは断固やる!こんな強欲な人間が社会の支配的位置にいることに、深く絶望するばかりだ。先日も彼らビックスリーのCEOたちは、議会での証言のためにワシントンを訪れたとき、豪華自家用ジェット機でやってきて、顰蹙をかったばかりだと言うのに。
2008/12/18

100年に一度の経済危機

今日ついに1ドルが87円台に突入。この調子だと80円台前半まで行く可能性は十分ある。先日見ていたテレビでは50円台を主張する人までいた。どちらにしても今はドルの単独安。ユーロは126円台に回復している。
こういう状況で、輸出主導の企業での派遣切りがいたるところで進んでいる。突然、社員寮を追い出されて行き場をなくし、路上生活を余儀なくさせられている人もいるという。経団連の会長のキャノンでも首切りがあり、解雇された人たちを杵築市が臨時職員で雇うという話が新聞に出ていた。日刊現代の主張はこうだ。キャノンには内部留保金が3兆円もあるのだから、それを取り崩して雇用対策に充てるべきで、市民の税金で企業のしりぬぐいはおかしいのではないか、と。
かつて資本家は社員の生活を守ることが会社を守ることだと信じていた人たちがいた。しかしアメリカに攻撃を受け「日本的経営=終身雇用システム」は崩壊、アメリカ型の会社経営が良いとされ、労働者、特に派遣社員は景気の調整弁として、位置づけられるようになってしまったのである。そして今の経営者には、労働者を物としてしか見ていない人が多くなり、儲けに対する強欲さと利己主義のみが目立つのだ。巨額の報酬と自己保身にしがみつく強欲資本家が跋扈しているが、いずれしっぺ返しがくると、僕は信じている。
2008/12/27

忘年会

昨晩は、会社の忘年会。早いもので会社に復帰して、4年と9ヶ月になった。早いといえば早く、長いといえば長かった。楽しい反面、ストレスも結構たまった。早く、放浪生活に戻りたいものだ。

次の番組制作の関係で「ドナルド・キーンと司馬遼太郎」の対談」を読んでいたら、細川ガラシャの話が出ていた。明智光秀の娘で本名は明智珠といった。当時は夫婦別姓だったらしい。親の血を引いたのだろう、激しい気性の女性だったようだ。

細川ガラシャの辞世の句 

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

これは石田三成に包囲され自死を選んだ彼女、38歳の時の歌。
引き際の美学はまるで男性のようだ。

もう一件
網野善彦『「日本」とは何か』を読んでいたら、面白い地図を発見。富山県が作った環日本海諸国図と題された地図だ。

環日本海地図

僕らがいつも見慣れている日本を大陸側から見るとこうなるのだ.
「この地図を見ると、北海道、本州、四国、九州等の島々を領土とする『日本国』が、海を国境として他の地域から隔てられた『孤立した島国』であるという日本人に広く浸透した日本像が、まったくの思い込みでしかない虚像であることが、だれの目にも明らかになる」と日本単一民族説の欺瞞性や海洋民の交流などをするどく提起している網野さんは絶賛。確かに、この地図からは受ける印象は、日本が大陸と北と南でほとんどつながっていること、間にある日本海はほとんど内海のような存在で、ここを自由に行き来することは当たり前のことなんだということが分かる。(渡来民、遣唐使、倭寇など歴史的に知られた存在以外に、無数の無名の人々が行き来したことは容易に想像できる)
網野さんや鶴見良行といった学者たちの面白いのは、海の民の交通とか移動ということに視点を置いていることだ。あの地中海を書いたフェルナン・ブローデルしかり。
2009/01/07

派遣切りとニコヨン

この間の派遣切りで職を失った人たちに、自治体が臨時職員の仕事を提供すると話が新聞に出ていた。臨時職員の仕事の内容は「公園や道路の掃除」などが主だそうだ。
この話を聞いて、終戦後254(ニコヨン)と呼ばれた人たちがいたのを思い出した。失業対策事業で、やはり公園や道路の清掃がおもな仕事だった。ニコヨンの由来は日当が254円だったからだ。しかし、当時と今の状況の決定的な違いは、住む場所の問題だ。かつてのニコヨンと呼ばれた人は大体家はあったのだが、今回の場合は住む家すらないのである。
過激な意見だが、国会議員の宿舎が空いているそうだし、公務員宿舎も空き家がある。そうそう、公団住宅などもずいぶん空いている。そうしたところを開放すればいいのだ。
先日、熊本選出の議員が「日比谷の派遣村」について、「あのような人たちは働く気がないのでは」と発言していた。寒空で家も仕事もない人たちに対して、こうした発言を平気でする人間、しかも国会議員がいることに怒りを通り越してさみしくなった。なんと想像力の欠如した人間なんだろうかと。