梅安亭日乗

「TOKASUどこか遠い空の下で」を改め「梅安亭日乗」としました。

派遣切りとニコヨン  

この間の派遣切りで職を失った人たちに、自治体が臨時職員の仕事を提供すると話が新聞に出ていた。臨時職員の仕事の内容は「公園や道路の掃除」などが主だそうだ。
この話を聞いて、終戦後254(ニコヨン)と呼ばれた人たちがいたのを思い出した。失業対策事業で、やはり公園や道路の清掃がおもな仕事だった。ニコヨンの由来は日当が254円だったからだ。しかし、当時と今の状況の決定的な違いは、住む場所の問題だ。かつてのニコヨンと呼ばれた人は大体家はあったのだが、今回の場合は住む家すらないのである。
過激な意見だが、国会議員の宿舎が空いているそうだし、公務員宿舎も空き家がある。そうそう、公団住宅などもずいぶん空いている。そうしたところを開放すればいいのだ。
先日、熊本選出の議員が「日比谷の派遣村」について、「あのような人たちは働く気がないのでは」と発言していた。寒空で家も仕事もない人たちに対して、こうした発言を平気でする人間、しかも国会議員がいることに怒りを通り越してさみしくなった。なんと想像力の欠如した人間なんだろうかと。

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