梅安亭日乗

「TOKASUどこか遠い空の下で」を改め「梅安亭日乗」としました。

スペインが圧勝!!!  

7月2日(月)

昨日は昼間から久しぶりの宴会
いろんな料理を用意しました。奥からポテトサラダ、鯵の南蛮漬け、イカと大根の煮物、マグロの刺身、酢蛸、ぬか漬け、このほか冷麺風パスタもありました。

宴会のメニュー



うれしい誤算!スペインがまさかの圧勝!文字通り無敵艦隊だ!

勝利を喜ぶスペインチーム


昨日のスペインの攻撃的サッカーを見て、我が目を疑った。
こう感じたのは、僕だけではなかったはずだ。
この間、中盤でチンタラ球回しを繰り返すスペインチームに対して、「スペインのサッカーは退屈だ」との不満が充満、その理由を正式のセンターフォワードを置かないボスケ監督の変則的な戦術への批判に繋がっていた。それでも頑固オヤジ、ボスケは今回も正式のセンターフォワードなしの変則的な戦術を取った。
そして、見事に勝利に導いたのである。
試合後の記者会見でボスケ監督は「サッカーのプレースタイルはひとつだけではない。大切なのは得点すること。われわれの選手たちはとても賢く、チームのバランスもとてもいい。FWもいるが、チームのプレースタイルにより合った選手たちを起用した」と語った。
また、試合の会場には怪我で代表を外れたビジャとプジョールを招集して、チームの団結力を誇示するなど、巧みな人心掌握術を見せた。
一見茫洋として見えるボスケ監督は、歴史に名を残す名将に仲間入りしたようだ。
試合は、今までとは全く違って、終始攻撃的なサッカーを見せるスペインの一方的なペースで展開されたが、僕が個人的な思い入れを持ってみたプレーは、最初の一点目のセスクの折り返し後のクロス、この間いまいちキレを欠いていたチャビのアルバへの芸術的なスルーパス、4点目のフェルナンド・トーレスが前回1対1になりながら苦汁を飲まされたキーパーのブッフォンをしっかりと自分に引きつけておいてから、右横に走り込んできたマタへ見事なパスを出したのが印象的だった。

最期の締めくくりは、グランドでセルヒオ・ラモスが闘牛士のまねをしてケープ裁きを見せて会場を沸かせていた。

ホント昨日は楽しい、幸せな一日でした。感謝感激!
宴会に出席してくださった友人のSさん、Kさん、Yちゃん、ありがとう!
気分をすっきりさせてくれた無敵艦隊スペイン!ありがとう!






 

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畏友の料理  

7月4日(水)それでいいのだ!厨房男

今からかれこれ40年近く前に、檀一雄の「壇流クッキング」が産經新聞に連載されていたのが、やっと単行本になったときに、教えてくれた大学時代の畏友がいます。彼は僕なんかより早くから料理を作っていたようで、退職した今では、奥様を差し置いて3食とも作っているそうです。その彼が京都に行ったついでに買った万願寺唐辛子を筍と牛肉で炒めました、と写真を送ってくれました。ほかに鰹のタタキ、長芋の煮物などの料理が写っていました。
うまそうなのはもちろんですが、彩りが良いですね。おしゃれ!って感じです。しかも万願寺の入った皿は、なんだか値打ちがありそうです。わが、梅安亭の大衆おばちゃん料理とは、ひと味もふた味も違って、あか抜けています。いわば、小粋な割烹料理店のメニューのようですね。この間、東京であった時も、すてきな料理屋に連れて行ってくれましたが、そういう日頃の修行が作品に表れています。


万願寺唐辛子

そこで刺激された僕は、万願寺とはいかないまでも、ピメントス・デ・パドロンというガリシア地方の唐辛子を買ってきて、この材料の代表的な料理である炒め物を作りました。オリーブオイルで炒めて(素揚げして)塩を振っただけの料理です。日本でも焼き鳥屋で、獅子唐の炭火焼に塩を振りますよね。あれと同じ要領です。次回は、京風にじゃこ(ちりめんじゃこがないので鰹節で)なんかと煮て、冷蔵庫で冷やしてみます。夏の一品になると思います。

ピメントス・デ・パドロン

ピメントス・デ・パドロン

ピメントス・デ・パドロンの炒め物、マグロと鯵の刺身、豆腐にちりめん山椒を載せたもの

炒め物、鯵とマグロの刺身、冷や奴

定年退職者が、そば打ちや陶芸に精を出していて、社会的事象に関心を持たないことを皮肉って「それでいいのか そば打ち男」なんて本がありましたよね。ほかに、「濡れ落ち葉」だの「産業廃棄物」などと、ひどい台詞もありましたね。
さしずめ、僕たちなんかも、
「それでいいのか 厨房男」なんて言われそうです。
でもそんなことは気にせずに、楽しんでいきましょうね、U 大兄!





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ああ孤独死!哀しみのマルコ・パンターニ  


マルコ・パンターニ追憶

ツール・ド・フランスが始まりました。

もともと自転車競技にまったく知識のない僕が、スペインにやってきて、初めてテレビでツール・ド・フランスを観たのは1990年代の後半からです。
レースのほかにフランスの田園風景や山岳地帯の景観がついでに見れるのが楽しくて、連日見ていました。コースの背景に走る蒸気機関車や田園の中を馬で並走してくる人などが、画面に映し出されていました。空撮の映像がふんだんにあるので、田舎町の家並み、そして町の中心にある教会の建物やお城まで観ることができるのです。

僕は平地コースやタイムトライアルなどにはあまり興味がなく(というよりよくわからず)、山岳地帯の坂道を得意とするクライマーと呼ばれる選手たちを見るのが好きです。

ちょうどその頃、マルコ・パンターニというイタリアのクライマーがいました。

急峻な山頂目指して選手たちが息が切れ喘いでふらふらなのに、その急坂をすいすいと上ってゆく小柄な男がいるのを初めて見た時の驚きは今も覚えています。
スキンヘッドにバンダナ、あごには髭を蓄え、耳にはピアスという格好をしていました。人相が海賊に似ているので、ピラータとも呼ばれていました。

マルコ・パンターニ

その彼は1998年度のツール・ド・フランス、ジロ・イタリアというダブルツールの覇者となりました。

ところが翌年から何度かのドーピング疑惑に曝され、出場機会が減ってゆきます。

2001年から2003年にかけては再起と挫折の繰り返しでした。

そして、2004年2月14日・・・・

以下は、イタリアの著名なスポーツ評論家フランコ・ロッシさんの文章からの引用です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さよなら、マルコ・パンターニ。


バレンタイン・デイの夜、
ひとりの男が自らの命を絶ちました。
だれも、彼の支えになることはできませんでした。
彼を愛するものは、彼のそばにいませんでした。
彼が輝かしいキャリアの頂点にいたころに、
とことん彼を利用した人々は、とっくに
彼のまわりから姿をけしていました。
彼は、洟をかんだティッシュ・ペーパーを
ゴミ箱に捨てるみたいに、
ありったけ利用された揚げ句に、捨てられました。



きょうは皆さんに、
この悲しいできごとを
お知らせしなければなりません。
マルコ・パンターニが、自殺しました。



散らばっていた薬、
そして彼の書き残したもの。



マルコ・パンターニはたった34才でした。
彼の最期の場所になったのは、
リミニという街のレジデンスの一室でした。

彼は、この40年間で、イタリア人に、
最も愛された自転車選手でした。
それなのに、だれにも気付かれることなく、
彼はひとりぼっちで、この世を去りました。
薬と大量のコカインだけが、
彼をかこむように散らばっていたそうです。

死の前に彼が書いたのであろうカードが
部屋に、残されていました。
いくとおりにも解釈できる内容ですが、
彼の魂の、常識をはるかにこえる優しさと、
痛いほどの繊細さが、そこに読みとれます。




──さまざまな色のなかで、
  すべての色の上のひと色、
  オレンジがかったバラ色。
  バラはバラ色、そして
  赤いバラはもっとも価値がある。


花言葉によれば、
赤いバラは愛と情熱のシンボルです。
彼が失ったと思った「愛」の・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


彼のいたホテルは安ホテルだったそうです。
財産を家族の管理下に置かれ、カード一枚とわずかな生活費しか与えられていませんでした。
彼が死んだ時も、両親はギリシャにバカンス旅行中で、彼の死を知ったのは2日後だとのことです。

ああ、孤独死!哀しみのパンターニ!

強い時は憎々しげに見えた彼ですが、
こうして写真を見ると、哀しげな優しい目をしていますね・・・

マルコ・パンターニ




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梅安亭・・・夏メニュー  

大根のへたに水をやっていたら、しっかり芽が出てきました
大根のへた


<梅安亭 夏メニュー>

野菜たっぷりカレーライス 玉ねぎ、人参、ズッキーニ、マッシュルーム、ピーマンなども入れました
夏野菜カレー

またまた冷麺風パスタ・・・ルッコラ、椎茸などが入っています
本日も冷麺

大盛りざるうどん・・・大盛り過ぎで、最後のほうは気持ち悪かった(笑い)
ざるうどん


この腸詰めが200円ほどです
サルチチョン

腸詰めを茹でました。炒めてもおいしいです・・・コールスローとトマトを添えました
茹でた腸詰め

輪切りの鰹を手に入れました
輪切りの鰹

タタキにはちょっとボリュウムがなかったので、漬けにしました
鰹の漬け






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スペインの良心! 北部の炭鉱労働者たち  

スペイン北部の炭鉱労働者たちがマドリーまで怒りのデモ行進[Marcha Negra] 

スペイン政府の緊縮財政政策により、鉱工業への補助金が大幅に削減される見通しだ。その結果、多くの鉱山労働者が職を失い、路頭に迷うことになるのは目に見えている。

今回の金融危機から始まった経済危機は、一体、誰に責任があるのか。
不動産バブルと投機に明け暮れた金融機関のトップたちは信じられない高額の報酬を手にしていたのである。
そして、現在のような事態に至っても、彼ら金融ギャンブラーたちは素知らぬ顔を決め込み、政府は彼らの失敗のツケをこうした鉱山労働者のような無垢の一般大衆に押し付けようとしているのである。

※スペイン政府に緊縮財政を強いているECBのトップのドラギ総裁はゴールドマンサックスの元副会長だった人物で、世界銀行でもエクゼクティブ・ディレクターをつとめた。経済危機に登場する世銀、IMFというタッグは毎度おなじみの顔ぶれだ。アジア通貨危機、アルゼンチンの経済破綻の時を思い出せばよい。


北部の炭鉱地帯では、篭城した労働者とそれを取り巻く警官の激しい衝突が伝えられている。

手製のロケット弾で反撃する炭鉱労働者(レオンーReutersより)
労働者の反撃


そうしたなか、ストライキ中の炭鉱労働者の代表たちが、政府に直接抗議するため400キロの道のりを歩いてマドリーまでやってきた。(以下「El Pais」より)

March Negra-1


March Negra-3

文字通り命がけでスペインの炭鉱を支えてきた男たち!かれらになんの罪があるというのか!
March Negra-2

炭鉱労働者たちを支援して集まった市民たち。到着した炭鉱労働者を囲み「反緊縮」の大集会になった
出迎えた数万人の市民

※この鉱山労働者たちは、かつて1934年10月に時の政府に対して武装蜂起して戦った栄光ある歴史を持っている(アストリアス革命)。その時、3000人の鉱山労働者や市民を殺戮して蜂起を武力鎮圧をしたのが、後に総統を名乗ったファシストのフランコである。

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大災害と為政者  

昨日の記録的な大雨。その後の被害
洪水

こうした破滅的な大災害が次々と日本列島を襲っています。

平安末期の世界でも、大火災、竜巻、飢饉、大地震などが相次いだと「方丈記」には書かれていますが、その中で為政者(平家)の姿勢を痛烈に批判した記述があります。


伝え聞く、いにしえの賢き御世には、憐れみをもちて国を治め給う。すなわち、殿に茅葺きても、軒をだにととのへず。煙の乏しきを見給ふ時は、限りある御調物をさえゆるされき。これ、民を恵み、世を助け給ふによりてなり。今の世のありさま、昔になぞらえて知りぬべし。



武田友宏編「方丈記」より現代語訳より・・・・
伝え聞くところによると、昔のすぐれた天子の御代には、天子は国民に愛情をもって国を治められた。そこで、宮殿の屋根は質素に茅葺きにして、しかも茅葺きの軒を切りそろえることさえ無駄な贅沢として戒めた。人家に立ち上げる炊煙が少ないのをご覧になると、生活苦を心配し、限度枠を超えてまで税の免除をなさったと聞いている。
これは、国民に経済的な援助を施し、社会を救済なさろうという意図があるからだ。こうした優れた天子の治められた昔に引き比べれば、今の社会情勢がいかに乱れているか、きっとよくわかるはずだ。



この文章を読んで、今の時代に重ね合わせるのは、僕だけではないと思います。

※僕が突然、「方丈記」なんて言い出したのは、東日本大震災の後、辺見庸が堀田善衛の「方丈記私記」に触れていたからです。有名な冒頭の「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」くらいしか、記憶になかった浅学の自分ですが、恥ずかしながら、この年になってやっとちゃんと読んでみました。
※※余談ですが、鴨長明という人は京都の下鴨神社の神主を束ねる家系の人だったそうです。僕の通った下鴨中学校はこの神社のすぐ横にあり、その境内でよく遊んだものです。葵祭りや松竹下鴨撮影所の時代劇の撮影もやっていました。そういう意味で、すごく親近感があります。


仏大統領、プジョー削減容認せず 「国が介入」

2012年7月14日 23時24分パリ共同】フランスのオランド大統領は14日、同国のテレビに出演、自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)が発表した約8千人の人員削減計画は「受け入れられない」とし、国が介入して解決を図る方針を明らかにした。
 計画は見直しを迫られる可能性が出てきた。
 オランド大統領は、政権の最優先政策は雇用だと強調。10%を超えた失業率の低減に全力を尽くす考えを示した。
 PSAは12日、パリ郊外の工場閉鎖などで2014年までに国内の約8千人を削減する計画を発表していた。
 大統領は計画について「経営陣は(当時)人員削減の検討を否定していた」と不快感を表明した。


どこやらの国の政党なんかと違って、資本家の言いなりにはならないぞ!と筋を通しているように思えました。つい先日のシリアへの軍事介入を示唆する発言を聞いた時はがっかりしましたが、さすがヨーロッパの社会主義者らしく、国内問題ではそれなりに社会民主主義的なんですね。


「全日本冷やし中華愛好会」

昔、ジャズピアニストの山下洋輔や坂田明、タモリ、筒井康隆と言った人たちが中心になって「全日本冷やし中華愛好会」という結社?を作っていました。なんでも「冬にでも冷やし中華が食べられること」を念じて作ったそうです。その本部が京都の河原町蛸薬師の一つ下の通り?を東に入ったところにあった「太陽軒」でした。その店には、僕もしょっちゅうお世話になっていましたが、冬でも冷やし中華が出てきたのです。しかも、その店、注文をいただいてから麺を茹でますので、時間が少々かかるのをお許し下さいと書かれた但し書きが貼ってあるくらい冷やし中華に独自のポリシーを持っている店でした。味も独特で、少し甘いのが特徴でした。永六輔の本にも紹介されていたくらいの有名店でしたが、なぜか、消えてなくなってしまいました。一説では百万遍の近くに移転したとのことですが、定かではありません。

冷やし中華は一旦はまるとなかなか抜け出すことができません。
というわけで、いろいろとレシピを進化させています。

トッピングで勝負!アスパラを載せました
アスパラが・・・

茄子のおひたしも載せてみました
茄子が・・・

胡麻だれをつくってみました
ゴマだれにも挑戦


<梅安亭近作メニュー>

鰯の蒲焼き
鰯の蒲焼き


鰯の蒲焼き丼
蒲焼き丼


茄子のピリ辛おひたし
茄子のピリ辛おひたし

メルルーサ・ア・ラ・ガジェーガ(メルルーサのガリシア風)
メルルーサ

カレーうどん風パスタ
カレーうどん風パスタ

鶏のソテー
鶏のソテー








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厨房男、デモへ  

さよなら原発17万人集会

さよなら原発「17万人」集う 酷暑の中 最大規模
東京新聞
2012年7月17日 朝刊
 東京電力福島第一原発事故を受け、作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発10万人集会」が十六日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。三連休の最終日で全国から参加者が集まり、関西電力大飯(おおい)原発3号機に続き、4号機でも再稼働を決めた政府への抗議の声に包まれた。
 参加者数は主催者発表で約十七万人で、警視庁関係者によると約七万五千人。主催者によると、反原発を訴える集会としては、昨年九月に東京都新宿区の明治公園で行われた集会を上回り、過去最大規模という。
 公園内のサッカー場に設けられたステージには呼び掛け人の著名人らが登壇。音楽家の坂本龍一さんは「電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない」と訴えた。参加者はサッカー場を埋め尽くしたほか、野外音楽堂前の広場や公園内の道路などにも広がった。「福島につながろう」「再稼働おことわり」などと書かれたパネルなどを掲げた。
 労組や市民団体など組織による呼び掛けに応じた人だけでなく、インターネットなどで集会を知った市民らも加わった。会場内や最寄り駅を結ぶ歩道などでは一時身動きが取れないほど混雑し、警察官がマイクを使って誘導や警戒に当たった。
 会場から新宿や恵比寿方面など三コースに分かれてパレードが繰り広げられ、会場内でトークや音楽のライブも行われた。
 この日は、東京都心の最高気温が平年より四度近く高い三三度の暑さ。会場の自動販売機の清涼飲料水は午前中でほぼ売り切れ、売店前に水を求めて長い列ができた。大江さんらが「原発ゼロ」を訴えて一千万人を目標に取り組んできた署名は、七月八日現在で約七百八十五万人分に達しているという。




さて、わが大学時代の畏友もデモに参加したとメールがありました。

タイトルは、ユーモラスに「厨房男、デモへ」でした。

昨日(16日)はメシ作りを休み、代々木公園での「脱原発10万人集会」に行ってきました。孫の未来のために。
いやあー凄い人でした。主催者発表で17万人。
35度近くまで上がった酷熱の日射しの下、熱中症におびえながらデモ。
女性(おばちゃん、おばあちゃん)が多いなという印象。女が怒っているなあ。
デモのあとのビールのうまかったこと。
学生時代、デモのあと、金があるときの京ミンの餃子とビールのうまかったことを思い出した。

彼が送ってくれた写真を掲載させてもらいます。

代々木公園3

代々木公園2


代々木公園


写真を見ると年配の人もたくさんいるので、うれしくなりました。








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野田属国発言!  

野田首相が問題のオスプレイ配備について、信じられない発言

野田首相、オスプレイ沖縄配備受け入れを明言 産経ニュース 2012.7.16

 野田佳彦首相は16日のフジテレビの報道番組で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備計画について「配備自体は米国政府の方針だ。どうしろ、こうしろという話ではない」と述べ、日本政府として拒否できないとの認識を示した。

この野田首相はどこの首相?アメリア合衆国、日本州の首相?

「日本人にとって受け入れがたい事実だが、尖閣諸島は日本固有の領土でない」発言で注目の人、孫崎享元外務省国際情報局長がツイッターで下記のように述べています。

野田首相:占領時代の精神を見事継承。1945年9月2日降伏文書に、「日本の全ての官庁・軍は降伏を実施するため、連合国最高司令官の出す布告、命令、指示を守る」「日本は、連合国最高司令官に要求されたすべての命令を出し、行動をとることを約束する」。松下政経塾出身者の基本のよう。

うるさい小沢一派を放逐したので、ここに来て野田は一気にその親米右翼の体質とアナクロニズムの国家観を露骨に表明するようになってきた。この国民の信任を一度も受けずに、たらい回しで政権の座についた男が好き放題やるのを黙過することは堪え難いことだ。

※この野田は以前にも書いたが、「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」との発言をもしている極右である。靖国神社への参拝も正当化しているので、もしかしたらこんどの8月15日に参拝するかもしれない。


友人が一時帰国するので、オヤジ二人だけのお別れ会をやりました!

棒棒鶏
棒棒鶏

ムール貝のワイン蒸し
ムール貝ワイン蒸し

パドロンの京風煮物
パドロンの京風煮物

鯵の緑酢
土井善晴レシピ・鯵の緑酢

二人でワインを3本半も空けてしまいました。






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闖入者!  

美女3人のパーティに、なぜか、僕が!

もうこんな機会は、残りの人生ではあり得ないのでしょうね。
最高に光栄でした。

そして、すばらしいクスクスをごちそうになりました。

おいしいクスクス

<梅安亭近作>

娼婦のパスタ(干しトマトがあったので、作りました。別名プッタネスカ)
娼婦のパスタ

ジャガイモと豚ひき肉の煮物・・・普通は「あんかけ」でしょうね。
ジャガイモとひき肉の煮物

鶏肉と大根の煮物
鶏肉と大根の煮物

たこの緑酢
たこの緑酢

晩酌セット・鶏の唐揚げ
鶏唐揚げ定食

カジキマグロ定食
カジキマグロ定食

鮭つけ焼き定食・・・手前はマグロの漬けです。
鮭の付け焼き定食

とことん冷やし中華!
冷やし中華

肉がこんな値段です・・・300グラムで300円ほどです。これがそれなりにいけるのです。
お肉

実は、折角、長時間かけて書いたブログが、僕の頓馬なミスで消えてしまいました。明日にも再度書き直すつもりです。スペインがそろそろ破綻しそうです。そんな状況に怒りを込めて書いたのですが、保存をクリックしたつもりが、削除をクリックしたようです。トホホ・・・








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ユーロ危機の背後でうごめくもの  

スペイン債利回りユーロ導入後最高、全面支援要請への懸念で2012年 07月 24日


[ロンドン 23日 ロイター] 23日のユーロ圏金融・債券市場ではスペイン国債利回りがユーロ導入以来の高水準をつけた。同国が全面的な財政支援の要請を余儀なくされるとの懸念が高まっている。
また、安全資産への逃避の動きが強まるなか、独連邦債5・10年物利回りは過去最低をつけた。
スペイン中央政府が今月に入り、地方政府向けの180億ユーロの緊急融資枠を決定したことを背景に、スペインのムルシア州は22日、中央政府への支援要請の可能性を検討していることを明らかにした。20日にはバレンシア州が支援要請を要請している。国内メディアによると、他の複数の州も支援を要請する可能性があるという。
スペイン10年債利回りは7.596%と、前営業日から約30ベーシスポイント(bp)上昇した。
信用リスクが高まっているとの市場の見方を反映し、短期債利回りは大きく上昇。同2年債利回りは1ポイント上昇し、6.785%をつけた。日中の上昇率としては、ユーロ導入以来最大となった。
短長期債のイールドカーブはフラット化した。
スペインが全面的な支援を要請した場合、常設の安全網となる欧州安定メカニズム(ESM)の資金が枯渇し、イタリア支援の必要性が生じたとしても、資金がイタリアには回らない可能性があると懸念されている。
この懸念を背景に、イタリア10年債利回りは11bp上昇し6.32%。2009年1月以来初めて、アイルランド国債利回りを上回った。
ラボバンクの市場エコノミスト、エルウィン・デグルート氏は、相場の動向は「現時点でファンダメンタルズが市場を動かす最も重要な手がかりではないことを物語っている。危機は浸透しつつあり、市場ではスペインが倒れれば、次はイタリアと考えられている」と述べた。




これまでは銀行破綻が危機の中心にあったのだが、こんどは地方政府の財政危機だと言うことだ。
しかし、不思議なのは、そんなことは、とうに織り込み済みではなかったのか?
素人の僕でさえ知っていたことだ。
EUのスペインへの銀行支援のプランが決まって、人心地ついたと思ったら、すぐにこんどは地方財政が破綻だ、と着目点を変えてソブリン債の売り浴びせがあった。

つまり市場には、なんとしてもスペインを破綻に追い込みたい、強い意思のようなものがあるように感じられるのだ。

そしてスペインの次はイタリア、フランスが射程のようである。
もしかしたらドイツまでも射程においているのだろうか?



ドイツ国債格下げも=最上位格付け国に危機波及-米ムーディーズ、支援負担増を懸念
 【ニューヨーク時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは23日、ドイツとオランダ、ルクセンブルクのユーロ圏3カ国の国債格付けの見通しを、「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。3カ国の現在の格付けはいずれも最上位の「Aaa」。欧州債務危機が深刻化し、ユーロ圏内で最も財政が健全とされるドイツなども格下げされる可能性を示した。


これはムーディーズの「ユーロ解体宣言・序章」のように聞こえる。


もちろん、今回のユーロ危機の原因が、EU域内の南北格差、南欧の不動産バブルと財政破綻、財政統一が出来なかったこと、統一的な救済策・・・ヨーロッパ共同債の創立にドイツなどが積極的でないこと、など様々な点にあり、矛盾が噴出してきているのは明らかである。そのため各国のソブリン債が下落し、財政危機に陥っているのも当然である。

ただ、こうした流れが「過剰」ではないか、しかもある強い「意思」が感じられないか、と僕は言いたいのだ。

上記のラボバンクの市場エコノミスト、エルウィン・デグルート氏の「相場の動向は現時点でファンダメンタルズが市場を動かす最も重要な手がかりではないことを物語っている。危機は浸透しつつあり、市場ではスペインが倒れれば、次はイタリアと考えられている」という発言。

彼は、相場が経済の実体から乖離して、意図的かつ過剰にユーロ暴落にむけて主導されていると言っているのだ。

しかも、その流れの中で、リスクオフとリスクオンが繰り返され、その度に売り買いを繰り返し、巨額の利益を手に入れている連中がいるのである。
片方では何の罪もない国民は「緊縮財政」という名の下に、財政破綻のツケを押し付けられているのにだ。

一体、誰が相場を主導しているのか?

わが独断と偏見によれば・・・

ユーロ危機を過剰に推進・演出しているのは、格付け会社とヘッジファンドと裏で操る大手金融資本だ!

まず、はじめに露払いとして登場するのが格付け会社だ。 

ある統計によれば、ともにニューヨークに本社を置くムーディーズとスタンダード・アンド・プアーズ、そしてニューヨークとロンドンに本拠を持つフィッチが有力な格付け会社ビッグスリーとして、世界の格付けの98%を手がけ、格付け産業の総収入の90%を占めている。 (FOREIGN AFFAIRS JAPANの”『格付け会社の功罪』より。以下茶色文字の引用文は同様です)

格付け会社は、寡占体制で、この3社が世界の格付け業務を牛耳っているとみていい。

彼らは、あのサブプライムローンの時、デタラメな格付けを行い、世界金融恐慌をもたらした張本人なのである。
しかも、2001年のエンロン粉飾会計事件、2002年のワールドコムの不正会計事件などでも、デタラメな格付けを行い世間の批判を浴びた。

そうした過ちの原因とされているのが、彼らのビジネスモデルである。
彼らは債権の格付けをする債券発行体から手数料を取っているのである。

信用格付け会社の多くが1970年代にこのビジネスモデルへと移行した。それまでは、債券やその他の有価証券に投資する大手機関が格付けのコストを負担するモデル、つまり、「情報利用者がコストを負担する」ビジネスモデルが採られてきた。
 米議会調査局(CRS)は、ビジネスモデルがこのように変わったのは、発行体が格付けを取得するための費用負担を惜しまないことに格付け会社が気づいたことが一つの理由だと指摘する。金融機関に債券を売るには格付けがある方がスムーズにいくからだ。


費用を惜しまないということは、格付けをお金で左右しているということである。

事実、サブプライムローンのとき、彼らはデタラメな格付けを行い、空前の利益を手に入れていたのである。

ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、2006年にはムーディーズは仕組み債関連の格付けだけで、2001年の同社の総収入を上回る8億8100万ドル規模の収益を得るようになっていた。

そして、今回のユーロ危機でも、彼らが行う国債の格付けが実体からかけ離れており、市場を混乱に陥れていると、ユーロ圏では指摘されてきた。
この米英の格付け機関に対する警戒感から、下記のような意見が出ている。

欧州各国の首脳たちも、アメリカとイギリスに本拠を置くビッグスリーと競合できるようなヨーロッパの格付け会社の創設を提唱している。
ビッグ・スリーはアメリカやイギリスの経済を脱線させた金融資本主義に毒されている。



そして、ビッグスリーの最終目標は、ユーロの解体のような気がするのである。
これらの格付け会社が、米英の思惑を受けてユーロ諸国とりわけ独仏の経済的ダメージを謀るというのは、あり得ることだ。かつての帝国主義国家間の戦争は武力が手段だったが、現在では経済的破綻を手段として行使できるのだ。(たとえば、ソ連『社会帝国主義国家』崩壊の例や、ドイツが第3帝国で獲得できなかった領土獲得の野望をEUという幻想共同体の名の下に第4帝国として実現したように・・・武力ではなく)

ムーディー(MOODY)という単語を辞書で引くと、俗語で「にせの」とか「いんちきの」とかの意味が書かれていた。本当かな(笑い)



相場を操るヘッジファンド

ヘッジファンドがいかなるものを述べた簡潔かつ明瞭な小論文を目にしたので引用させていただきました。

ユーロ危機を演出するヘッジファンドの正体

経済ジャーナリスト・西野武彦
2012/5/30

 ヘッジファンドの影響力が世界で増しています。ギリシャやイタリアなどの国債を売り浴びせ、国債を暴落(金利は上昇)させ、ユーロ危機を招き、円を歴史的な高値に吊り上げ、原油や金、穀物などの商品価格を高騰させています。

 昔を振り返ると、英国のポンドを売り叩いて、英国に大きなダメージを与えたり、東南アジア諸国の通貨を次から次へと売り浴びせ、それらの国々に深刻な経済危機を招いたこともありました。

 欧州連合(EU)諸国ではヘッジファンドの規制を強化すべきだという声がたびたび上がっていますが、米国や英国などは規制に反対したり、消極的な姿勢を貫いています。

 EU諸国では、金融取引税(いわゆるトービン税)の導入に前向きですが、米国や英国が反対しています。

 投機資金の規制は、各国が足並みをそろえて実施しないと、効果がありません。投機資金は規制のある国からない国に移って、規制のない国で投機を仕掛けるからです。

 最近は米国でも規制の必要性を認める声が上がっており、オバマ政権も重い腰を上げて、規制に乗り出していますが、せいぜいヘッジファンドに登録を義務づける程度の軽い規制にとどまっています。

 ヘッジファンドとは一体、どんな団体なのでしょうか。その正体に迫ってみましょう。

 ヘッジファンドの運用残高(総額)は2011年10月末で約2兆ドル。このうち年金基金を中心とする機関投資家の資金は約1.1兆ドルと50%を超えています。この1.1兆ドルを地域別で見ると、北米が70%、欧州が27%で、欧米の年金が大半を占めています。

 ヘッジファンドは、どこに拠点を置いて活動しているのでしょうか。ヘッジファンドの多くが、形式上の本社(ペーパーカンパニー)をタックスヘイブン(租税回避地)の国や地域に置いています。

それを具体的な数字で見てみましょう。2005年7月に出された「ヘッジファンドを巡る最近の動向」(日本銀行)によれば、次のようになっています。

 投資資金を管理する事業主体の所在地を見ると、ケイマン諸島33%、米国31%、英国領ヴァージン諸島11%、バミューダ諸島8%、バハマ3%、ルクセンブルグ3%、アイルランド3%、その他8%となっています。

 この数字で見る限り、タックスヘイブンの国や地域が55%に達しています。その他を含めると、もっと多くなる可能性があります。

 タックスヘイブンの国や地域に本社(その大半がぺーパーカンパニー)を置いていると、本国による監督・取り調べの手が及びにくく、情報が外部に漏れない、という利点があるほか、税金も格段に安い、というメリットもあります。

 ヘッジファンドにおける投資マネジャーの所在地の割合を見ると、米国52%、英国19%、バーミューダ諸島6%、フランス3%、オーストラリア1%、香港1%、シンガポール1%、日本0.4%、その他17%となっています。

 この数字で分かるのは、ヘッジファンドの大半は米国と英国に集中しており、両国を合わせると約7割を占めている、ということです。

 EU諸国が求めるヘッジファンドの規制に米英が強く反対し続けてきたのは、ヘッジファンドを守ることが、両国の国益につながるからにほかなりません。

 ヘッジファンドの運用法は、主としてオルタナティブ運用によって行われています。オルタナティブ運用とは、実物資産(株式、債券、通貨、原油・金・穀物などの国際商品など)を直接運用するのではなく、先物、オプション、スワップなどのデリバティブ(金融派生商品)、空売りなどを使って運用することをいいます。

 デリバティブ取引は、買いから入ることも、売りから入ることもできるため、相場が上がる時も下がる時も利益を出すことが可能です。

 このように、相場が上がっても下がっても出せる利益を絶対的収益と呼んでいます。ヘッジファンドはこの絶対的収益を目指して、資金運用を行っています。

また、報酬は運用手数料(純資産の1~2%程度)に加えて、成功報酬となっているため、高い運用成績を挙げれば挙げるほど、ヘッジファンドの報酬が増えるため、高い運用利回りを目指して、ハイリスク・ハイリターンの運用を行う傾向があります。

 ちなみに、成功報酬は利益の10~20%程度が一般的とされています。

 ヘッジファンドは特定の大口投資家から資金を集め、さらに金融機関から資金を借りて、投資資金を大きく膨らませて、その資金をデリバティブ技術を駆使して、運用しています。

 また、デリバティブ取引を利用すると、手元にある運用資金の何十倍、何百倍もの投資ができますので、相場が予想通り動けば、大きな利益を手にすることが可能です。

 その仕組みは投資信託と非常によく似ていますが、投資信託は不特定多数の投資家から資金を集めるのに対して、ヘッジファンドは特定少数の大口投資家から資金を集めています。

 ヘッジファンドに運用資金を委託しているのは、主として大手金融機関や年金基金、個人の資産家などです。

 つまり投資信託に投資するのは、小口の個人投資家なのに対して、ヘッジファンドに投資するのは、プロの投資家が多いという違いがあります。

 このため、投資信託では素人の個人投資家を保護するため、細かい規制が設けられていますが、ヘッジファンドに対する規制はほとんどありません。

 また、米政府の元要人や米連邦準備理事会(FRB)の元幹部などが大手ヘッジファンドの幹部に就任していたことがかつて明らかになって話題になったように、政府やFRBなどに太いパイプを持っているヘッジファンドも少なくありません。

 また、米国のヘッジファンドの主催者、あるいはファンドマネジャーにはユダヤ系米国人が多く、同じくユダヤ系米国人が深く関わっている大手金融機関とも太いパイプでつながっているといわれています。

ユダヤ系米国人は、学者やジャーナリスト、実業家などで大きな成功を収める人が多く、人口に占める割合は低いものの、米国の政界、財界、学会、マスコミ界などにおける影響力は絶大です。

 「金融資本はどこであれ、最も儲(もう)かるところに移動していく。個々の国はそれを繁栄の先駆けとしてこぞって引き寄せようとする」とユダヤ系アメリカ人の著名投資家ジョージ・ソロス氏は語っています。

 「金融資本はどこであれ、最も儲かるところに移動していく」というのは事実です。

 しかし、「個々の国はそれを繁栄の先駆けとしてこぞって引き寄せようとする」というのは、かなり疑問です。

 そういう国もあるのでしょうが、そうでない国の方が圧倒的に多い、というのが実態をより正確に表している、といえるでしょう。

 へッジファンドなどに通貨や国債などを売り叩かれた国(昔の英国、東南アジア諸国、最近のEU諸国など)は、国内経済が大混乱に陥り、国際通貨基金(IMF)などの支援を受けないと、立ち直れないほど大きなダメージを受けています。

 国際的な投機資金が大量に流入し、株価が高騰した新興国の株式市場も、それらの資金が立ち去った後は、株価が急落・低迷(バブル崩壊)し、景気に深刻な悪影響を与えています。

 その一方で、ジョージ・ソロス氏は、そういう投機資金の投機活動が、世界経済に大きな弊害をもたらすことを熟知しており、かなり早い時期から次のように規制の必要性を唱えています。

 「市場原理に任せたらどうかという議論が騒がしいが、市場原理に任せるというのが不安定に任せるという意味だとすれば、社会はどの程度の不安定まで受け入れることができるだろうか。市場原理はもう1つの原理によって補完されなければならない。それは公共政策である」と。

 各国政府(特に米、英)は、この声に謙虚に耳を傾け、行動に移すべきときに来ているようです。


そのヘッジファンドの後ろにいて糸を引いているのが、大手金融資本である

カジノ資本主義の牙城とも呼ばれるウォール街に君臨する大手金融機関。彼らは、本来の銀行業務から逸脱し、金融工学なる高等数学を駆使して、金融商品を扱う。ところが、リーマンショック以後、いくらかの規制法案が出来たので、裏道を抜けるため、積極的に規制を受けないヘッジファンドなども使っている。
また。最近、JPモルガンで起きた巨額損失も、そうした金融派生商品の一種であるCDSが原因であると憶測されている。CDSとは、ソブリン債などがデフォルトの危機に陥るのをカバーするための保険の一種のような金融商品である。これは、安いときに購入しておくと、ソブリン債の金利が高騰すると、つられて値が上がり儲かるという仕組みである。破綻が儲けになる、いわばハイエナにぴったりの商品と言っていいだろう。
これら大手金融資本は、ヘッジファンドを使い、格付け会社を旗ふり役として、そのカジノ資本主義の汚物を全世界にまき散らしている悪の張本人と言えるだろう。

category: スペイン・グラナダ

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