2013/01/02

謹賀新年



<元旦に撮った写真>


我が家の前にあるプラタナスの大木ですが、葉を落としてくれたおかげで視界が良くなり、アルハンブラがよく見通せるようになりました。
世の中も、このように見晴らせないものでしょうかね。

プラタナス


アマゾン源流行、中央アジア走破、中国放浪、カイラス山行き・・・
いろいろとやりたいことはあるのですが、どれだけ実現できるかわかりませんが、
まあ、ぼちぼちとやってみます。




2013/01/04

ビクトール・ハラ



昨年の12月17日、当ブログで触れていたチリの国民的歌手のビクトール・ハラについての最新記事です。
昨晩、偶然テレビのニュースで知ったのですが、調べてみたらこんな記事でした。


チリ人気歌手殺害で軍人訴追 1973年のクーデターで拷問 腕折り多数の銃弾
2012.12.29 20:07
 【リオデジャネイロ共同】チリ司法当局は1973年にアジェンデ社会主義政権を倒したピノチェト元大統領による軍事クーデター直後、国民的歌手ビクトル・ハラを見せしめで拷問、殺害したとして殺人罪で当時の軍人8人を訴追した。地元メディアが28日伝えた。

 クーデターによる混乱沈静化を狙った軍は73年9月、政権を支持していた共産党員で当時40歳のハラを拘束し、ギターを弾けないよう腕を折った後、多数の銃弾を浴びせて射殺した。軍政下の犯罪究明が進む中、人気歌手殺害についても約40年を経て解明に向かう。(共同)


以前にも触れましたが、チリの作家イザベル・アジェンデに「精霊たちの家」という小説があります。
女系3代記でもある、この小説のなかにビクトール・ハラをモデルにした人物が、2代目の女性ブランカの恋人ペドロ・テルセーロとして登場しています。
ブランカは父親のエステーバン・トゥルエバに交際を反対されるが、かれの子供を産みます。その子が3代目女性のアルバです。
小説のなかでは「ペドロ・テルセーロ」は怒り狂ったエステーバン・トゥルエバに斧で指を切り落とされています。・・・

「精霊たちの家」は河出書房新社から出ている池澤夏樹個人編集の世界文学全集に収められています。(ほかに国書刊行会からもでています。)
翻訳と解説を書いている木村栄一という人がいいですよ。この人は「ラテンアメリカ十大小説」という本を岩波新書から出版していますが、ラテンアメリカ文学ガイドとしておすすめの本です。


ビクトール・ハラ 
ビクトール・ハラ

                          ビクトール・ハラ−2


過去の歴史に正面から向き合う、という姿勢に頭が下がります。
傷ついたことや嫌なことは忘れよう!という「トラウマ健忘症」や「居直り」が国民的風潮になっているどこかの国では、考えられないことです。



<別ニュース>
癌治療でキューバに行っているベネゼラのチャベス大統領の容態が思わしくないようです。


<梅安亭メニュー>  

鮭のバターソテーと大根と人参のなます
鮭のバターソテー

ところで、お気づきの方がおられると思いますが、たびたび、料理の写真が覗き込みの角度、対面から撮っているのは光の加減が悪いからです。それなら、箸を手前に置くなど、料理の位置を修正すればいいじゃないか、という意見もありますが、邪魔くさくて・・・すみません。




2013/01/07

グラナダ・サクロモンテの丘

サクロモンテの丘の上にある教会(サン・ミゲール・アルト教会)まで上った。
サンミゲールアルト教会

この教会までの斜面にはヒターノたちが暮らしていた洞窟住居がある。今では大半が空き家になっており、一部はヒッピーたちが占拠して暮らしている。
洞窟住居

モーロが築いた城壁が残っており、背後に雪を冠ったシェラネバダ。壁の下の方に見える白い建物は「ヘネラリッフェ」=ナスル朝時代の夏の宮殿
モーロの壁とシェラネバダ

夕陽が沈むベガと手前がアルバイシンの丘、そして左手にアルハンブラ宮殿
ベガとアルハンブラ宮殿


<梅安亭お品書き>

ニラ玉とラディッシュの漬け物(日野菜漬けもどき)、大根と人参のなます
ニラ玉


マンチェスター・ユナイテッド 香川観戦メニュー・・・イカ焼きとトマト、焼きシイタケ。香川はフル出場だったが、マイボールを取られるなど良いとこなしだった。翌日、地元紙で酷評されていたそうだ。
イカ焼き


インテル 長友観戦メニュー・・・パエリアを作り、ひとり盛り上がっていたのだが、怪我の後遺症で長友はベンチにも入らず。がっかり。インテルは格下のウディネーゼに完敗。一時は2位につけていたのに、この間、ずるずると5位にまで順位を下げている。長友がいないとサイド攻撃が少なく、単調になり、カッサーノも活かされていなかった。インテルは決定力のある「点取り屋」がいないのが、つらい。ミリートやパラシオでは・・・?
パエリア

ムール貝についている藤壷だが、外したつもりなのに、きっちりととれていないのが見苦しい。「おもてなし」でないので、ついついずぼらになる。ところで、スーパーではパエリア用の魚介類のセット(ムール貝、アサリ、エビ、イカがパックになっている)が600円ほどで売られている。サフランも小分けされたパックがある。














2013/01/08

参勤交代に行こうとしたら・・・

安倍がオバマに当選の報告に行こうとしたら、「こなくていい」と言われた。
拒否の理由は大統領就任式とかいろいろと予定が入っていて、時間がとれないとのこと。
表向きの理由はそうだが、オバマの本音は日本がTTPに参加することを表明するなど、ちゃんとした手みやげを用意してからやってこい。そうでないなら、わざわざ嫌なやつの顔など見たくない、ということだろう。オバマの嫌悪感というのは、安倍の従軍慰安婦問題に対する発言や戦後レジュームの見直しなど極右的体質に対してだ。

米、日本政府の歴史認識見直しをけん制
2013/1/6 0:03
 【ワシントン=中山真】オバマ米政権が日本政府に対し、旧日本軍の従軍慰安婦の強制連行を事実上認めた「河野談話」など過去の歴史認識の見直しに関して慎重な対応を求めていたことが分かった。見直しは韓国や中国など近隣諸国と日本の関係の深刻な悪化につながりかねず、オバマ政権が重視するアジア太平洋地域の安定などにも悪影響を与えるとみているためだ。

米側は昨年末、複数の日本政府高官にこうした意向を伝えた。オバマ政権高官は日本経済新聞の取材に「特に『河野談話』を見直すことになれば米政府として何らかの具体的な対応をせざるをえない」と述べ、正式な懸念を示す声明の発出などの可能性に言及。談話の見直しの動きを強くけん制した格好だ。

 安倍内閣は日本による過去の植民地支配と侵略を謝罪した1995年の村山富市首相談話を引き継ぐ一方、「21世紀の未来志向」をうたう新たな首相談話を検討する有識者会議を設ける方針。「河野談話」についても菅義偉官房長官が「政治、外交問題にするつもりはない」とする一方で、踏襲するかどうかを明言しなかった。


結局、安倍はインドネシア、タイ、ベトナムに外遊に行くそうだ。
それらの国との連携を示すことにより、「対中国包囲網」の形成を謀りたいようである。
そして東南アジアの最重要国である中国、韓国には行かない。というより行けない。
これが、日本のアメリカへの精一杯のご奉公なのだ。

戦後レジュームを見直すことと、その戦後レジュームを主導したのがアメリカということの二律背反に、かれは気づいていないのだろうか?





ほかにもいろいろとため息のでるような嫌な動きがある。


近々、原発は再稼働されるそうだ。
40年ものの老朽原発も動かし、新設も考えているようだ。
大地震が30年以内にかなりの確率で発生するというのに・・・
一億円の大間のマグロなんて、原発汚染で見向きもされなくなるぞ。
安倍ノミクスのデタラメさ。
財政再建のために3党合意で諸費税を上げるとかだったのが、こんどは赤字国債の乱発。
GDP比でわずか13パーセントの輸入産業に肩入れする円安誘導策。
株が上がって喜んでいるのは大企業と金融資本、禿鷹ファンド、一部の資産家たちだけだ。
麻生の「地方公務員の給料引き下げ」の発言と「消費を拡大する」ということの矛盾。
対中関係悪化と貿易赤字の拡大。
円安で原材料の輸入コストなどが増え、結局、なにも残らないというお話。
物価が上がり、庶民の生活はますます苦しくなる。
年金受給者とか生活保護世帯は最悪の状態に追い込まれる。
それでも、自民党を支持する日本人はマゾ?




<梅安亭・最期の晩餐について>

これで一巻の終わり、なんてときに、皆さんはなにを食べたいですか?

僕の場合、

関西風のバラ寿司(ちらし寿司)
きつねうどん
鯖寿司
餃子
カレーライス

・・・・
なんていろいろ夢想するのですが・・・

そうそう、「にしん蕎麦」も有力候補のひとつです。

久しぶりの鶏の唐揚げ・・・こんなのを食ってるから、コレステロールがたまるんだよね。
鶏の唐揚げ

インゲンと茸の卵とじうどん・・・これはなんとなく健康食メニュー
キノコとインゲンの卵とじうどん








2013/01/26

世界の常識 日本の非常識

ロイターの記事の中見出しから引用。「日本の常識 世界の非常識」ではなく逆の表現だった。

アベノミクスの効果やらで、ギャンブラーたちが小躍りしている。おかげで円は対ドルで90円を超え、日経平均株価は101000円台間近。

そうしたアベノミクスに対して、海外から批判が出始めた。

近隣窮乏化政策だ!

米自動車大手、円高修正目指す安倍政権を批判 対抗措置を大統領に要請
2013年 01月 18日 00:47 JST

 [ワシントン 17日 ロイター] 米自動車大手3社(ビッグスリー)で構成する米自動車政策会議(AAPC)は17日、過度な円高の是正を掲げる安倍新政権に対抗措置を講じるよう、オバマ大統領に要請した。
AAPCのマット・ブラント会長は声明で「再び政権を奪還した自民党は『近隣窮乏化政策』※を復活させるつもりだ。日本経済の回復支援に向け、貿易相手国を犠牲にし、円安を通じ貿易をゆがめようとしている」として安倍政権を批判した。
 その上で「そのような政策は受け入れ難く、対抗策を持って対処することを明確にするよう、オバマ政権に要請する」とした。


※近隣窮乏化政策とは・・・為替レートの切下げ等によって自国の輸出を増やし、相手国からの輸入を減らして貿易差額の黒字化と雇用増加・所得増加を図ろうとする政策。当然、相手国は輸入の増大、輸出の減少から貿易差額の赤字化、産業活動の不振、失業の増加などが生じて窮乏化する。

世界の常識 日本の非常識!

「90円の壁」を超えたドル、来週は露骨な政策に海外からのけん制も
2013年 01月 18日 15:54 JST
[東京 18日 ロイター] 「アベノミクス」に便乗した円売りでドルは90円の壁をやすやすと超えた。来週には日銀金融政策決定会合を控えるが、ドル買い/円売りの熱狂が続く外為市場では、「噂でドル/円を買って、事実でも買う」というこれまでに無いパターンが出現。決定会合の結果が市場予想通りであれば、調整的なドル売りが無いか、あっても一時的に終わり、ドルが一段高になる可能性もでてきた。
他方、海外では「アベノミクス」に冷ややかな見方が広がっている。特に円安による株価押し上げ、成長てこ入れ、そして輸出業者支援政策には「近隣窮乏化策」との批判の声が上がっている。
予想レンジはドル/円が88.50─92.00円、ユーロ/ドルが1.3200─1.3500ドル。
<近隣窮乏化策>
セントルイス連銀のブラード総裁は10日、「日本がより露骨な為替政策を取っているようで、私は少々困惑している」と発言。ブラード総裁は米連邦準備理事会(FRB)内部の雰囲気をしばしば代弁するとみられており、金融界の注目度が高い。同総裁は、自国通貨を弱めて成長を達成しようとする試みは、いわゆる「近隣窮乏化策」であるとの認識を示した。
これに対して、中尾武彦財務官は14日、「新政権に通貨の切り下げ競争をする意思はない」と語り、円の下落は「それまでの行き過ぎた上昇の調整」であると反論している。
欧州では、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相)が15日、「ユーロ相場は危険なほど高い」と述べた。同発言は騰勢が収まらないユーロ/円相場に向けられたものとみられる。ユーロは「アベ・トレード」が始まった昨年11月半ばから対円では18%超上昇している。
ロシア中央銀行のウリュカエフ第1副総裁は、日本は通貨押し下げに向けて動いており、他国も追随することで「通貨戦争」ともいえる段階に差し掛かっていると指摘。
このほか、韓国やドイツなどからも日本の為替政策に対するけん制とみられる発言が相次いでいる。
「どの国も本心では自国通貨安が良いはずだが、安倍政権のように人目をはばからずでは、欧米当局に限らず、他国はおもしろくないだろう」(国内運用会社ファンド・マネージャー)、「強い日本、強い自民党をアピールすればするほど、周りに引かれている」(同)とし、新政権の舵取りが始まってから、金融面のみならず、外交や通商面でも物事が円滑に進まなくなってきていると指摘した。
一方、政府・自民党は、紆余曲折を経て、現在の為替市場は行き過ぎた円高からの修正過程にあるという認識で概ね統一された。海外投機筋は、甘利明経済再生担当相および石破茂自民幹事長による円安懸念発言の修正により、本邦当局の更なる円安追及スタンスが再確認されたと見ているようだ。
<世界の常識、日本の非常識>
最近の欧米諸国の動きは、「アベノミクス」下の諸政策との対照が際立っている。
金融政策では、ECBのドラギ総裁は10日の理事会で利下げや資産の追加買い入れなど追加緩和の必要性は全く議論されなかったことを表明した。
FRBのバーナンキ議長は、FRB監視法が議会を通過すれば、FRBの独立性が奪われ、金融政策は目先の政治圧力で動かされ、長期的な視野での決定ができなくなる、としてこれをけん制した。
一方、日本の現政権は日銀法改正をちらつかせ「無制限緩和」を求めている。
中央銀行が「大胆な」金融緩和策で国債を大量に購入しても、政府・議会が財政再建方向で動いていれば、その政策はマネタイゼーション(財政赤字の貨幣化)とは見られにくい。しかし、「日本の安倍政権は、GDP比世界最大の政府債務の国で、財政支出拡大と大胆な金融緩和策を行おうとしている。日本でチャレンジングな実験が始まろうとしていると冷ややかに見ている海外の当局者やメディアは多いように感じられる」と東短リサーチ・チーフエコノミストの加藤出氏は言う。
<日銀決定会合>
21─22日の日程で開催される日銀決定会合については、市場は既に、日銀によるインフレ2%の中期目標導入、短期および長期国債購入を中心とする10兆円程度の資産購入基金拡大、および日銀の2%インフレ目標達成に向けた金融政策と政府の財政政策・成長戦略等を含む政府・日銀の合意文書発表について、織り込んでいる。
さらなる円安の手掛かりとなるポジティブサプライズのシナリオとして、資産購入基金と輪番オペを組み合わせるかたちで、インフレ目標達成まで追加金融緩和を行う無制限緩和あるいはオープンエンド型国債買入オペ新設、補完当座預金制度の適用金利の0.1%からゼロ%への引き下げ、外債購入に関する議論の進展、日銀が雇用の安定に関しても責任を追うかたちとなる場合、インフレ目標達成時期が例えば数年後というかたちで明記されること、などが考えられ、「このいずれかが盛り込まれる場合には92円も視野に入ろう」とバークレイズ銀行チーフFXストラテジストの山本雅文氏は予想する。
ただ、「アベノミクスは狂信的な緩和依存症と財政危機下の財政支出の拡張のコンビネーションで、海外では反面教師とみられている」(証券会社)とされ、「目先の政治利害を優先し、危機を覆い隠すアベノミクスのつけは、先行き国民が負担することになる」(同)と警戒する声が上がっている。
(ロイターニュース 森佳子)
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海外からのアベノミクス批判続々・・・23日ロイターの記事より抜粋

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は22日、構造的な経済問題の対処に向け、政府が中銀に対し追加緩和を講じるよう圧力をかけることに懸念を表明、「問題が構造的な性質を帯びている場合、中銀に対し追加緩和を講じるよう公的な圧力がかかることを懸念する理由が存在する」と語った。そのうえで「一段の緩和政策をもってしても、構造的な問題を解消することはできない」と言明した。
バイトマン独連銀総裁も21日、日本政府が日銀にさらなる金融緩和を迫ったことは、日銀の独立性を危険にさらしていると指摘している。
一方、独与党キリスト教民主同盟(CDU)の幹部、ミヒャエル・マイスター議員は22日、ブルームバーグとの電話インタビューで、円相場を押し下げようとする日本政府の行動は大きな懸念を呼び、他の20カ国・地域(G20)メンバーからの報復を招き、脆弱(ぜいじゃく)な景気回復を損なうリスクがあると警告した。





生活保護費の引き下げ
年金の引き下げ
国家公務員の給与引き下げと地方公務員の給与引き下げ
物価だけが上昇・・・ガソリン価格や輸入品の価格高騰


これじゃ、買い控えしかないではないか。
消費のますますの冷え込み。
どうして景気が上向くというのだろう?

アベバブルで、一部の富裕層は大儲け、庶民は一層の生活苦に追い込まれる。

「成長戦略」なんて発想から疑え!
もはや、日本経済には「成長」などなく、成熟からゆっくりとした衰退へと向かう過程にあり、それに対応する社会の在り方が模索されるべきだと思う。