梅安亭日乗

「TOKASUどこか遠い空の下で」を改め「梅安亭日乗」としました。

そんなに喰ったら、アカンがな!!!  



「梅安亭」あらため「過食亭」



きれいな鯖があったので、ついつい買ってしまった。
塩焼き、煮物といろいろ選択肢はあったのだが、無意識のうちに「鯖寿司」用に処理してしまっていた。

一尾の鯖からこんな棒寿司が2本も取れるのだ。

棒鯖寿司
棒鯖寿司が2本



そして「棒鯖寿司」をながめていたら、あることに気がついた。
食べた翌日には、確実に体重がどーんと増えているのだ。

いったい、こやつにはどれくらいのカロリーがあるのだ?
疑問に思って調べると、なんと!!!

1,333キロカロリー

鯖寿司のカロリー


一食でこのカロリー。
そりゃ太るわな・・・・

そうはいいながら、「焼き鯖寿司」を作った。
焼き鯖寿司

さすがに2本は多いので、1本は友人宅に宅配にいった。


イベリコ豚のセクレトですき焼き
塩麹に漬け込んで焼こうかとも思ったのだが、霜降り具合をながめているうちに、「すき焼き!」となってしまった。
イベリコ豚のセクレトですき焼き材料


イベリコ豚のすき焼き






鮭のフィレを炙ってみた
例の炙り器を使いたい一心で、鮭のフィレを買ってきた
鮭のフィレ

炙り鮭と新玉ねぎ
炙り鮭とオニオン




マヨネーズも載せて焼くとうまいという説を試した。わさび醤油で食す。確かにうまい!
炙り鮭にマヨネーズ、オニオン



やっと、うまいマグロが手に入った!!!
この間、不調だったマグロだけど、以前、愛用していた店でいいのを入手できた。
マグロがやっと良いのを入手



そのマグロで早速昼酒・・・塩麹で作った日野菜漬けもどき、きゅうりとわかめの酢の物、黒いトマト(クマト)
そのマグロで昼酒。ラディッシュの塩麹漬け、


最後は漬けにした。いいマグロは漬けにしてもパサパサしない。
残りは漬けにした。



定年ゴジラの昼酒
ご近所さんとの昼酒メニュー・・・一番上はナスのピリ辛揚げ煮、アスパラ、真ん中はモロッコインゲンとツナ缶の煮物、日野菜漬けもどき、下は鯵の箱寿司、鯵の酢締めとマグロの刺身
ご近所さんと昼酒メニュー



春の陽を浴びて乾杯!!!
春の陽を浴びて乾杯!




今年初!おろしぶっかけうどん
おろしぶっかけうどん



朝食にこんなのを食べているから太るのだ!!!ピザトースト
ピザトースト




巻き寿司
巻き寿司



酢豚・・・このレシピはかなりいける。
野菜の油通しの代わりに、油を大さじ2杯と塩を少々いれたたっぷりの水に人参を入れ、熱する。沸騰したら、次に玉ねぎ、また沸騰したら、ピーマンを入れるという方式だ。豚は生姜汁と酒に漬け込んで下処理したのを170度くらいで揚げる。最後はあわせておいた甘酢を熱して、そこに野菜、肉を入れてゆく。とろみ用の片栗粉は初めから甘酢の材料にまぜておく。するとダマができない。小川聖子さんという料理研究家のレシピ。(キューピー3分クッキングというホームページ)
酢豚




高血圧に効く!!!赤ブドウジュース
こんな記事を読んで早速試してみた。
毎朝、コップに一杯飲んでいるが、3週間ほどでかなり下がった。
ところが、この間の過食で、その効果がかなり減じられている。
逆に、このジュースを飲んでいなかったら、血圧はどれほど上がっていたのだろうか。アホみたい!
ぶどうジュース








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すごいぞ!ブドウジュース。。。  


梅安亭の朝定食で血圧が・・・


この朝食メニューで血圧が下がった!ブドウジュースすごい!
この朝食メニューで血圧が下がった!



これは起きたときの数値。普通の人並だ。まあ、夕方とかにかなり上がっているので、血圧降下剤の服用は続けている。
この数値だと普通の人だ。



ピザトースト・・・溶けるチーズは、ピーマンとかトマト、ハムなどをうまく固定できるので、スライスチーズから転向。
ピザトーストって、それほどカロリーは高くない



レアルとバルサの二強時代から、おさらばとアトレティコ・マドリーの優勝を願って観戦。
ところがエースのディエゴ・コスタが出ていないので、マラガと引き分け。
結果、来週のバルサとの直接対決で勝ったほうが優勝ということになってしまった。
バルサを追い出されたヴィジャが絶好のチャンスを逃したのが、痛かった。
イギリス・マンチェスター・シティのペジェグリーニ監督といい、アトレティコのシメオネ監督といい、南米監督が活躍中!

観戦メニューは縁起のいい「イカ焼き」
アトレティコ・マドリーが優勝かと思ったのだが・・・




同時間帯にマドリー・マスターズの決勝戦があった。我が目を疑った!なんと、錦織があのナダルに勝つのでは。。。。というほど出来が良かったのに、足(腰?)の怪我で途中棄権。がっくり。
同時間帯にやっていた。まさか!と我が目を疑った。




アスパラが美味しい!天ぷらにした。ほかにナス・獅子唐・舞茸・エビを揚げた。
アスパラの天ぷら



アスパラとレタス入りのチャーハン
アスパラとレタス入りのチャーハン




トンカツとアスパラ
トンカツとアスパラ




「マグロのやまかけ」の向こうを張って「マグロのオクラかけ」
マグロのオクラかけ




定番メニュー・マグロの漬け丼
定番メニュー・マグロの漬け丼




ソース焼きそば
久しぶりにソース焼きそば




鯵の緑酢・鰯の梅干煮・パドロンとちりめん山椒
鯵の緑酢・鰯の梅干煮・パデロン




鮭は塩焼きがいちばん?
鮭は塩焼きがいちばん!





アベノミクスであなたの家計はよくなりましたか?
意図的な円安誘導で貿易赤字は過去最大。国民の実質賃金はマイナス。そのうえ家計を直撃する消費税増税。
これがアベノミクスの正体である。

経済学者の水野和夫さんはこういっている!
アベノミクスの帰結…国民は1%の人たちに踏みつけられる







「美味しんぼ」に見る「風評被害」という名の「言論抑圧」

国会での「鼻血」証言
涙の訴え「子供達が鼻血を・・みなさんに福島の人は見えていますか?」



石原伸晃が発言
環境相「鼻血と事故、因果関係ない」 美味しんぼ表現で

まともな環境大臣なら、「そんな事態になっているなら、早速現地に行って調査してきます」というべきだろう。
原発事故の健康被害を隠したい、国民の健康などどうでも良い、という卑しい心根が丸見えの発言だ。


石原発言に井戸川元双葉町長が反論
「美味しんぼ」問題:前双葉町長が批判 石原環境相発言

「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」と井戸川さんが怒った。


雁屋哲氏が宣言
"反論は、最後の回まで,お待ち下さい">反論は、最後の回まで,お待ち下さい



つい先日も「はだしのゲン」を葬り去ろうとする動きがあったが、これらは一連の動きと見ていい。「原子力ムラ」の強い「意志」が背後にある。
同時に、それは安倍が進めているメディア操作=「戦争のできる国」路線に大衆を洗脳するため=と深く繋がっている。
NHKへ籾井や長谷川、百田などの「お友達」を送り込んでのアベ放送局化、連日、新聞各紙の幹部と会食してのアベ新聞化、竹富島での教科書採択への圧力・アベ教科書化=愛国教育化、・・・今回はマンガの世界にまで口出ししはじめた!




欧米が支援するキエフ・クーデター政権がやっていること!
キエフと右派セクターによるオデッサ水晶の夜 (写真・閲覧注意!) 
「マスコミに載らない海外記事」より転載








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旧満州国の遺伝子が嘘つきを生む!  


安倍の「アンダー・コントロール」発言がデタラメだったことがばれた

今朝の東京新聞のスクープ記事
誰もが信じていなかった「アンダーコントロール発言」だが、こうして新聞に記事が載ったことが大事だ。
わが嘘つき男は国際社会にどう弁明するのだろうか。
それとも「東京新聞」を「小学館」のように「追い込む」のだろうか。
汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻


じつは安倍が「アンダーブロック発言」をしたすぐ後に、「美味しんぼ」の作者の雁屋哲が自身のブログで安倍の大嘘を批判していた。
安部首相の大嘘



「原発事故の健康被害などに触れると、いたずらに不安を煽るな!」という言論抑圧についても雁屋哲は発言している。
福島第一原発の汚染水漏れ


雁屋は許せない!というのが安倍+原子力ムラの意思になった。
だからゆえに目障りな人気漫画「美味しんぼ」の封殺を御用マスコミを通じて主導したのだ。

美味しんぼ描写に福島被災者「鼻血、聞いたことない」「偏見の助長心配」


このような圧力に、ヘタレの「小学館」はメディアとしての最低の矜持を投げ捨てた!
「美味しんぼ」一時休載へ 最新号で「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解 19日発売


原子力ムラと安倍たちは、こうしたやり方で「反原発」の動きを各個撃破する戦略のようだ。


「小学館の屈服を見た」安倍は早速、凱旋将軍気取りで「福島県立医大」を訪問。「正しい情報を出すことが大事だ!」なんてほざいた!
首相、福島で医大視察
この「福島県立医大」の副学長はあの「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません。クヨクヨしてる人に来ます」と言った「山下俊一」で、ここの医師たちは「県民には服用をさせずに、自分たちだけは安定ヨウ素剤を飲んでいた」(FRIDAY 2014年3月7日号)いわくつきの医大である。



ところが、「小学館」に事実に反すると抗議していた「双葉町」で「鼻血が問題になっていた」事実が明るみになった。
福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」



しかも、以前から自民党は「鼻血問題」を国会で取り上げていたのである。

前回のブログに掲載した動画(質問者は長谷川岳という自民党の参議院議員)
涙の訴え「子供達が鼻血を・・みなさんに福島の人は見えていますか?」

ほかに、森まさこ議員や山谷えりこ議員が「鼻血問題」を取り上げている。



武田邦彦「悪人が善人をバッシングするという現代日本社会」
ショート論評 「鼻血」問題に見る日本人の魂の喪失


苛酷なフクイチの現場
「トイレにも行けない」「奴隷扱い」 福島第一また違法労働


このままでは、近々、重大な事態が起こりそうな気がする。





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ブラジル・ワールドカップ  


ブラジル各地で広がる「反ワールドカップ」のデモ

デモの様子を伝える新聞記事
ブラジル各地でW杯反対デモ 一部暴徒化、警官ストも




以下はブラジル・サンパウロでの抗議行動の写真・・・ロイターより
ブラジル・街頭デモ−1




ブラジル・街頭デモー2




ブラジル・街頭デモー3




ブラジル・街頭デモ−4



「FIFA」がどういう組織かをデモ参加者たちは知っている!
ブラジル・明確な意志・FIFA反対



私服の婦人警官?
逮捕される若者たち



この若者たちはおそらく貧困地区の若者たちだ
射殺される若者たち



デモで殺された人たちへの追悼。Copa Daz Morte=死の(ワールド)杯
デモの死者



旅行者へのメッセージ「旅行者の皆さん!ワールドカップには来ないで。危険な国です」
旅行者への呼びかけ


サッカー大好きの国民(ワールドカップ開催賛成が50%を切った)がサッカーの一大イベントに「ノン」ということの意味。
どれほどブラジル人がサッカーに熱狂的かを初めて知ったのは、1982年スペインで開催されたワールドカップのときだった。当時、僕が借りていたバルセロナのランブラス通り近くのアパートのすぐ前の広場に面して小さなホテルがあったのだが、そこに滞在していた観光客の一団が、連日、フライパンを叩き、笛を鳴らしながらサンバを踊って近所を行進してまわっていたのである。最初は、なんのことだかさっぱり理解できなかったのだが、それが熱烈なブラジルのサポーターだと知って「へぇー!」と驚いたことを覚えている。そんなサッカー狂の彼らが、今回の自国開催のワールドカップに反対するという「事実」が突きつける意味を考えさせられた。


デモの背景にはブラジルにおける深刻な格差問題があるのだが、ワールドカップ開催でその矛盾が露骨に現れた
アングル:ブラジルW杯の「代償」、会場建設で加速するホームレス化


ワールドカップの経済効果は薄いというショッキングな記事
ロイター調査:W杯、ブラジル経済への効果はわずか




一年ほど前にサンパウロのデモについて、ブログで記事を載せているので、良かったら見てください。

2013年の6月24日の記事

サンパウロは燃えているか?






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ディエゴ・シメオネ監督  



アトレティコ・マドリーがバルサを振り切り18年ぶりにスペイン・リーグ優勝!!!
この見出しを見て、僕もグラナダに居を構えて19年になるのか、と気がついた。

バルサの本拠地「カンプ・ノウ」。スタンドのカタラン語の人文字、somはsomosという意味のようだ。間違っていたらごめん。「我々はバルサだ」=「バルサ命!」ってことかな。
バルサ対アトレティコ




涙する途中怪我で退場のジエゴ・コスタ(ブラジル・ポルトガル語ではディエゴをジエゴと発音するそうだ)
腰を痛めて途中退場のディエゴ・コスタ



地味な選手だけど、僕の好きなアトレティコの「死神」ことフアン・フラン。この人の顔が恐いのでこう命名している。ほんと29歳?
アトレティコの死神・ファン・フラン



引退が決まったバルサの「大魔神」プジョールも観客席にいた
引退が決まったバルサの大魔神・プジョールも観戦




選手として、そして監督として、アトレティコをリーグ優勝に導いたディエゴ・シメオネ。
僕が1995年にスペインに来たときに、アトレティコ・マドリーで現役で活躍していた選手で、「チョロ=インディオ」というニックネームどおり「インディオ顔」だったのを覚えている。1996年にリーグ優勝したときのメンバー。


今度、バルサの監督に就任するルイス・エンリケとかバイエルン・ミューヘンの監督のペップことグアルディオーラが華々しく活躍していた時代だ。
余談だが、レアル・マドリーは自分のチーム出身のスペイン人に冷たいチームのようだ。サンチスとかフェルナンド・イエロ、ラウルなどにお声がかからず、次はあの「ジダン」が有力候補だ。(スペイン代表監督のビセンテ・ボスケとかアントニオ・カマッチョなどがいるが、大半は外国人監督だ)


当時、このチームのオーナーは「ヒル」といって、コスタ・デル・ソルの「マルベージャ」の市長でマフィアっぽい人物だった。「ニューシネマ・パラダイス」という映画に出てくる「映画館のオーナー」に顔がよく似ていた。そのころのアトレティコは強くて、レアル・マドリー、バルサと三強時代とよばれていた。



その後、アトレティコは長らく低迷していたのが、ふたたび活力を取り戻したようだ。



現在チェルシーにいる「神の子」とよばれた紅顔の美少年「フェルナンド・トーレス」、現大阪セレッソにいるウルグアイの「フォルラン」、コロンビア代表の「ファラカオ」、そしてブラジル人でスペイン代表の「ジエゴ・コスタ」、バルサから移籍した「ダヴィッド・ビジャ」とすばらしいフォワードを順繰りに輩出している。穴埋めを見つけてくるスカウト力がすごい!

ディエゴ・シメオネ監督・・・最近、極道刈りをやめて髪の毛を伸ばした。彼のブリキのおもちゃのような歓喜のジェスチャーがおもしろい!
最近、毛を伸ばしたが、この監督の極道刈りが似合い過ぎ。



この日のアトレティコ応援メニュー。刺身にできるほど新鮮な鯵で作ったフライ!フライものが縁起がいいようだ。
アトレティコ応援メニュー




明日はいよいよレアル・マドリーとの「UEFAチャンピオンズ・リーグ」の決勝戦だ!
ジエゴがまたもや出場できないかもしれない。頑張れ、アトレティコ!!!ビジャよ、根性見せたれ!(がら悪)




わがグラナダは・・・
結局15位で終わったようだ。
そこで監督解任。この監督はよくやったのに。かわいそう!
後任にはあの「ロベカル」こと「ロベルト・カルロス」に決まったそうだ。
監督問題ではないと思うけどね。



グラナダ対バジャドリー戦応援メニュー・・・一口カツの盛り合わせ、マグロ刺身、茄子の揚げ煮、白菜の塩麹漬け
グラナダ応援メニュー



グラナダ出身の「ルーカス・アンカラ監督」・・・涙の会見していたよ。選手も地元優先のバスクの「アスレチック・ビルバオ」のようなチームが理想だと思う。
ところで、グラナダのオーナーたちよ!吝嗇っていないで、どーんと金を積んで、グラナダ・モトリル出身でレアル・マドリーからイタリアセリエAの「ナポリ」に移った「カジェホーン」を穫ってきて欲しいものだ。
嘘?ルーカス・アルカラ監督解任!






<梅安亭日乗>

夜が10時頃まで明るくなり、わが家の下のバル街のテラスも遅くまで営業するようになった。ところが、この1週間ほどは寒くて、ストーブを焚いている。わが家も寒くて、こたつをしまったのを後悔している。


わが家の下のバルのテラサ
下のバル




大トロをゲット!
大トロゲット!




さっそく昼酒
大トロで昼酒





ひとりだけで食べるは犯罪的だと翌日には「隣のオヤジ」を招待
ひとりで食べるのはもったいないと隣のオヤジを呼んだ





アスパラとベーコンの卵とじ
アスパラとベーコンの卵とじ




塩麹焼き鳥丼
塩麹焼き鳥丼



辺見庸という作家は僕と同い年生まれで、生まれ月も一緒。僕が4日先輩。
そうなると、ついつい日常生活に好奇心がわいてくるものだ。
その彼がよく食べているのが、「ナポリタン」。
やはり同世代だよね、と感心。
大体「ナポリタン」なんて、イタリアにはなく、日本で独自に誕生した食べ物だそうだ。
喫茶店でほんとよく食べた。
焼いた鉄板に盛ったの、ゆで卵が載っているの、ウインナーソーセージが入ったのと、いろいろと店が工夫していたものだ。
辺見庸のブログはこちら辺見庸ブログ Yo Hemmi Weblog
辺見庸もナポリタン大好きみたい





福井地裁の判決と朝日新聞の「吉田調書」スクープで、少し気分がよくなった







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暗闇から差し込む微かな光!  


安倍と原子力ムラが強引に押し進める「原発再稼働」に立ちはだかった福井地裁の正論


わが敬愛する作家の辺見庸さんは「福井地裁判決は画期的というよりも、しごく「まっとう」なのである。たまにまっとうなことを言うと、びっくりされ、大騒ぎになり、わざわざ画期的と称されるほどに、この世はあまりにもまっとうではない」と、ややシニックに書いている。

ほぼ期待できない現在の司法制度で、僕にはこの判決文は、あの「砂川闘争の伊達判決」に匹敵するほど、値打ちがあるように思える。
辺見さんほど強い精神力をもたない軟弱な「ジジイ」には、どこか救われた気がした。
「人格権が最高の価値を持つ!」という指摘などは、どん欲なグローバリズムに「人格権」を否定されている世界の大多数の人びと、貧困層から中間層の人びとの立場擁護に繋がる思想だ。





大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨

主文

1  被告は、別紙原告目録1記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏内に居住する166名)に対する関係で、福井県大飯郡おおい町大島1字吉見1-1において、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。

2  別紙原告目録2記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏外に居住する23名)の請求をいずれも棄却する。

3  訴訟費用は、第2項の各原告について生じたものを同原告らの負担とし、その余を被告の負担とする。

理由

1 はじめに

 ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を間わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。

 個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。したがって、この人格権とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人格権そのものに基づいて侵害行為の差止めを請求できることになる。人格権は各個人に由来するものであるが、その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。

2 福島原発事故について

 福島原発事故においては、15万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、この避難の過程で少なくとも入院患者等60名がその命を失っている。家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数を遥かに超える人が命を縮めたことは想像に難くない。さらに、原子力委員会委員長が福島第一原発から250キロメートル圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性を検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同様の規模に及んでいる。

 年間何ミリシーベルト以上の放射線がどの程度の健康被害を及ぼすかについてはさまざまな見解があり、どの見解に立つかによってあるべき避難区域の広さも変わってくることになるが、既に20年以上にわたりこの問題に直面し続けてきたウクライナ共和国、ベラルーシ共和国は、今なお広範囲にわたって避難区域を定めている。両共和国の政府とも住民の早期の帰還を図ろうと考え、住民においても帰還の強い願いを持つことにおいて我が国となんら変わりはないはずである。それにもかかわらず、両共和国が上記の対応をとらざるを得ないという事実は、放射性物質のもたらす健康被害について楽観的な見方をした上で避難区域は最小限のもので足りるとする見解の正当性に重大な疑問を投げかけるものである。上記250キロメートルという数字は緊急時に想定された数字にしかすぎないが、だからといってこの数字が直ちに過大であると判断することはできないというべきである。

3 本件原発に求められるべき安全性

(1)  原子力発電所に求められるべき安全性

 1、2に摘示したところによれば、原子力発電所に求められるべき安全性、信頼性は極めて高度なものでなければならず、万一の場合にも放射性物質の危険から国民を守るべく万全の措置がとられなければならない。

 原子力発電所は、電気の生産という社会的には重要な機能を営むものではあるが、原子力の利用は平和目的に限られているから(原子力基本法2条)、原子力発電所の稼動は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法22条1項)に属するものであって、憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきものである。しかるところ、大きな自然災害や戦争以外で、この根源的な権利が極めて広汎に奪われるという事態を招く可能性があるのは原子力発電所の事故のほかは想定し難い。かような危険を抽象的にでもはらむ経済活動は、その存在自体が憲法上容認できないというのが極論にすぎるとしても、少なくともかような事態を招く具体的危険性が万が一でもあれば、その差止めが認められるのは当然である。このことは、土地所有権に基づく妨害排除請求権や妨害予防請求権においてすら、侵害の事実や侵害の具体的危険性が認められれば、侵害者の過失の有無や請求が認容されることによって受ける侵害者の不利益の大きさという侵害者側の事情を問うことなく請求が認められていることと対比しても明らかである。

 新しい技術が潜在的に有する危険性を許さないとすれば社会の発展はなくなるから、新しい技術の有する危険性の性質やもたらす被害の大きさが明確でない場合には、その技術の実施の差止めの可否を裁判所において判断することは困難を極める。しかし、技術の危険性の性質やそのもたらす被害の大きさが判明している場合には、技術の実施に当たっては危険の性質と被害の大きさに応じた安全性が求められることになるから、この安全性が保持されているかの判断をすればよいだけであり、危険性を一定程度容認しないと社会の発展が妨げられるのではないかといった葛藤が生じることはない。原子力発電技術の危険性の本質及びそのもたらす被害の大きさは、福島原発事故を通じて十分に明らかになったといえる。本件訴訟においては、本件原発において、かような事態を招く具体的危険性が万が一でもあるのかが判断の対象とされるべきであり、福島原発事故の後において、この判断を避けることは裁判所に課された最も重要な責務を放棄するに等しいものと考えられる。

(2)  原子炉規制法に基づく審査との関係

 (1)の理は、上記のように人格権の我が国の法制における地位や条理等によって導かれるものであって、原子炉規制法をはじめとする行政法規の在り方、内容によって左右されるものではない。したがって、改正原子炉規制法に基づく新規制基準が原子力発電所の安全性に関わる問題のうちいくつかを電力会社の自主的判断に委ねていたとしても、その事項についても裁判所の判断が及ぼされるべきであるし、新規制基準の対象となっている事項に関しても新規制基準への適合性や原子力規制委員会による新規制基準への適合性の審査の適否という観点からではなく、(1)の理に基づく裁判所の判断が及ぼされるべきこととなる。

4 原子力発電所の特性

 原子力発電技術は次のような特性を持つ。すなわち、原子力発電においてはそこで発出されるエネルギーは極めて膨大であるため、運転停止後においても電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならず、その間に何時間か電源が失われるだけで事故につながり、いったん発生した事故は時の経過に従って拡大して行くという性質を持つ。このことは、他の技術の多くが運転の停止という単純な操作によって、その被害の拡大の要因の多くが除去されるのとは異なる原子力発電に内在する本質的な危険である。

 したがって、施設の損傷に結びつき得る地震が起きた場合、速やかに運転を停止し、運転停止後も電気を利用して水によって核燃料を冷却し続け、万が一に異常が発生したときも放射性物質が発電所敷地外部に漏れ出すことのないようにしなければならず、この止める、冷やす、閉じ込めるという要請はこの3つがそろって初めて原子力発電所の安全性が保たれることとなる。仮に、止めることに失敗するとわずかな地震による損傷や故障でも破滅的な事故を招く可能性がある。福島原発事故では、止めることには成功したが、冷やすことができなかったために放射性物質が外部に放出されることになった。また、我が国においては核燃料は、五重の壁に閉じ込められているという構造によって初めてその安全性が担保されているとされ、その中でも重要な壁が堅固な構造を持つ原子炉格納容器であるとされている。しかるに、本件原発には地震の際の冷やすという機能と閉じ込めるという構造において次のような欠陥がある。

5 冷却機能の維持にっいて

(1) 1260ガルを超える地震について

 原子力発電所は地震による緊急停止後の冷却機能について外部からの交流電流によって水を循環させるという基本的なシステムをとっている。1260ガルを超える地震によってこのシステムは崩壊し、非常用設備ないし予備的手段による補完もほぼ不可能となり、メルトダウンに結びつく。この規模の地震が起きた場合には打つべき有効な手段がほとんどないことは被告において自認しているところである。

 しかるに、我が国の地震学会においてこのような規模の地震の発生を一度も予知できていないことは公知の事実である。地震は地下深くで起こる現象であるから、その発生の機序の分析は仮説や推測に依拠せざるを得ないのであって、仮説の立論や検証も実験という手法がとれない以上過去のデータに頼らざるを得ない。確かに地震は太古の昔から存在し、繰り返し発生している現象ではあるがその発生頻度は必ずしも高いものではない上に、正確な記録は近時のものに限られることからすると、頼るべき過去のデータは極めて限られたものにならざるをえない。したがって、大飯原発には1260ガルを超える地震は来ないとの確実な科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能である。むしろ、(1)我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、1260ガルという数値はこれをはるかに下回るものであること、(2)岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震であること、(3)この地震が起きた東北地方と大飯原発の位置する北陸地方ないし隣接する近畿地方とでは地震の発生頻度において有意的な違いは認められず、若狭地方の既知の活断層に限っても陸海を問わず多数存在すること、(4)この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の我が国において最大というものにすぎないことからすると、1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。

(2) 700ガルを超えるが1260ガルに至らない地震について

ア 被告の主張するイベントツリーについて

 被告は、700ガルを超える地震が到来した場合の事象を想定し、それに応じた対応策があると主張し、これらの事象と対策を記載したイベントツリーを策定し、これらに記載された対策を順次とっていけば、1260ガルを超える地震が来ない限り、炉心損傷には至らず、大事故に至ることはないと主張する。

 しかし、これらのイベントツリー記載の対策が真に有効な対策であるためには、第1に地震や津波のもたらす事故原因につながる事象を余すことなくとりあげること、第2にこれらの事象に対して技術的に有効な対策を講じること、第3にこれらの技術的に有効な対策を地震や津波の際に実施できるという3つがそろわなければならない。

イ イベントツリー記載の事象について

 深刻な事故においては発生した事象が新たな事象を招いたり、事象が重なって起きたりするものであるから、第1の事故原因につながる事象のすべてを取り上げること自体が極めて困難であるといえる。

ウ イベントツリー記載の対策の実効性について

 また、事象に対するイベントツリー記載の対策が技術的に有効な措置であるかどうかはさておくとしても、いったんことが起きれば、事態が深刻であればあるほど、それがもたらす混乱と焦燥の中で適切かつ迅速にこれらの措置をとることを原子力発電所の従業員に求めることはできない。特に、次の各事実に照らすとその困難性は一層明らかである。

 第1に地震はその性質上従業員が少なくなる夜間も昼間と同じ確率で起こる。突発的な危機的状況に直ちに対応できる人員がいかほどか、あるいは現場において指揮命令系統の中心となる所長が不在か否かは、実際上は、大きな意味を持つことは明らかである。

 第2に上記イベントツリーにおける対応策をとるためにはいかなる事象が起きているのかを把握できていることが前提になるが、この把握自体が極めて困難である。福島原発事故の原因について国会事故調査委員会は地震の解析にカを注ぎ、地震の到来時刻と津波の到来時刻の分析や従業員への聴取調査等を経て津波の到来前に外部電源の他にも地震によって事故と直結する損傷が生じていた疑いがある旨指摘しているものの、地震がいかなる箇所にどのような損傷をもたらしそれがいかなる事象をもたらしたかの確定には至っていない。一般的には事故が起きれば事故原因の解明、確定を行いその結果を踏まえて技術の安全性を高めていくという側面があるが、原子力発電技術においてはいったん大事故が起これば、その事故現場に立ち入ることができないため事故原因を確定できないままになってしまう可能性が極めて高く、福島原発事故においてもその原因を将来確定できるという保証はない。それと同様又はそれ以上に、原子力発電所における事故の進行中にいかなる箇所にどのような損傷が起きておりそれがいかなる事象をもたらしているのかを把握することは困難である。

 第3に、仮に、いかなる事象が起きているかを把握できたとしても、地震により外部電源が断たれると同時に多数箇所に損傷が生じるなど対処すべき事柄は極めて多いことが想定できるのに対し、全交流電源喪失から炉心損傷開始までの時間は5時間余であり、炉心損傷の開始からメルトダウンの開始に至るまでの時間も2時間もないなど残された時間は限られている。

 第4にとるべきとされる手段のうちいくつかはその性質上、緊急時にやむを得ずとる手段であって普段からの訓練や試運転にはなじまない。運転停止中の原子炉の冷却は外部電源が担い、非常事態に備えて水冷式非常用ディーゼル発電機のほか空冷式非常用発電装置、電源車が備えられているとされるが、たとえば空冷式非常用発電装置だけで実際に原子炉を冷却できるかどうかをテストするというようなことは危険すぎてできようはずがない。

 第5にとるべきとされる防御手段に係るシステム自体が地震によって破損されることも予想できる。大飯原発の何百メートルにも及ぶ非常用取水路が一部でも700ガルを超える地震によって破損されれば、非常用取水路にその機能を依存しているすべての水冷式の非常用ディーゼル発電機が稼動できなくなることが想定できるといえる。また、埋戻土部分において地震によって段差ができ、最終の冷却手段ともいうべき電源車を動かすことが不可能又は著しく困難となることも想定できる。上記に摘示したことを一例として地震によって複数の設備が同時にあるいは相前後して使えなくなったり故障したりすることは機械というものの性質上当然考えられることであって、防御のための設備が複数備えられていることは地震の際の安全性を大きく高めるものではないといえる。

 第6に実際に放射性物質が一部でも漏れればその場所には近寄ることさえできなくなる。

 第7に、大飯原発に通ずる道路は限られており施設外部からの支援も期待できない。

エ 基準地震動の信頼性について

 被告は、大飯原発の周辺の活断層の調査結果に基づき活断層の状況等を勘案した場合の地震学の理論上導かれるガル数の最大数値が700であり、そもそも、700ガルを超える地震が到来することはまず考えられないと主張する。しかし、この理論上の数値計算の正当性、正確性について論じるより、現に、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に到来しているという事実を重視すべきは当然である。地震の想定に関しこのような誤りが重ねられてしまった理由については、今後学術的に解決すべきものであって、当裁判所が立ち入って判断する必要のない事柄である。これらの事例はいずれも地震という自然の前における人間の能力の限界を示すものというしかない。本件原発の地震想定が基本的には上記4つの原発におけるのと同様、過去における地震の記録と周辺の活断層の調査分析という手法に基づきなされたにもかかわらず、被告の本件原発の地震想定だけが信頼に値するという根拠は見い出せない。

オ 安全余裕について

 被告は本件5例の地震によって原発の安全上重要な施設に損傷が生じなかったことを前提に、原発の施設には安全余裕ないし安全裕度があり、たとえ基準地震動を超える地震が到来しても直ちに安全上重要な施設の損傷の危険性が生じることはないと主張している。

 弁論の全趣旨によると、一般的に設備の設計に当たって、様々な構造物の材質のばらつき、溶接や保守管理の良否等の不確定要素が絡むから、求められるべき基準をぎりぎり満たすのではなく同基準値の何倍かの余裕を持たせた設計がなされることが認められる。このように設計した場合でも、基準を超えれば設備の安全は確保できない。この基準を超える負荷がかかっても設備が損傷しないことも当然あるが、それは単に上記の不確定要素が比較的安定していたことを意味するにすぎないのであって、安全が確保されていたからではない。したがって、たとえ、過去において、原発施設が基準地震動を超える地震に耐えられたという事実が認められたとしても、同事実は、今後、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しても施設が損傷しないということをなんら根拠づけるものではない。

(3) 700ガルに至らない地震について

ア 施設損壊の危険

 本件原発においては基準地震動である700ガルを下回る地震によって外部電源が断たれ、かつ主給水ポンプが破損し主給水が断たれるおそれがあると認められる。

イ 施設損壊の影響

 外部電源は緊急停止後の冷却機能を保持するための第1の砦であり、外部電源が断たれれば非常用ディーゼル発電機に頼らざるを得なくなるのであり、その名が示すとおりこれが非常事態であることは明らかである。福島原発事故においても外部電源が健全であれば非常用ディーゼル発電機の津波による被害が事故に直結することはなかったと考えられる。主給水は冷却機能維持のための命綱であり、これが断たれた場合にはその名が示すとおり補助的な手段にすぎない補助給水設備に頼らざるを得ない。前記のとおり、原子炉の冷却機能は電気によって水を循環させることによって維持されるのであって、電気と水のいずれかが一定時間断たれれば大事故になるのは必至である。原子炉の緊急停止の際、この冷却機能の主たる役割を担うべき外部電源と主給水の双方がともに700ガルを下回る地震によっても同時に失われるおそれがある。そして、その場合には(2)で摘示したように実際にはとるのが困難であろう限られた手段が効を奏さない限り大事故となる。

ウ 補助給水設備の限界

 このことを、上記の補助給水設備についてみると次の点が指摘できる。緊急停止後において非常用ディーゼル発電機が正常に機能し、補助給水設備による蒸気発生器への給水が行われたとしても、(1)主蒸気逃がし弁による熱放出、(2)充てん系によるほう酸の添加、(3)余熱除去系による冷却のうち、いずれか一つに失敗しただけで、補助給水設備による蒸気発生器への給水ができないのと同様の事態に進展することが認められるのであって、補助給水設備の実効性は補助的手毅にすぎないことに伴う不安定なものといわざるを得ない。また、上記事態の回避措置として、イベントツリーも用意されてはいるが、各手順のいずれか一つに失敗しただけでも、加速度的に深刻な事態に進展し、未経験の手作業による手順が増えていき、不確実性も増していく。事態の把握の困難性や時間的な制約のなかでその実現に困難が伴うことは(2)において摘示したとおりである。

エ 被告の主張について

 被告は、主給水ポンプは安全上重要な設備ではないから基準地震動に対する耐震安全性の確認は行われていないと主張するが、主給水ポンプの役割は主給水の供給にあり、主給水によって冷却機能を維持するのが原子炉の本来の姿であって、そのことは被告も認めているところである。安全確保の上で不可欠な役割を第1次的に担う設備はこれを安全上重要な設備であるとして、それにふさわしい耐震性を求めるのが健全な社会通念であると考えられる。このような設備を安全上重要な設備ではないとするのは理解に苦しむ主張であるといわざるを得ない。

(4) 小括

 日本列島は太平洋プレート、オホーツクプレート、ユーラシアプレート及びフィリピンプレートの4つのプレートの境目に位置しており、全世界の地震の1割が狭い我が国の国土で発生する。この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する前記の本質的な危険性についてあまりにも楽観的といわざるを得ない。

6 閉じ込めるという構造について(使用済み核燃料の危険性)

(1) 使用済み核燃料の現在の保管状況

 原子力発電所は、いったん内部で事故があったとしても放射性物質が原子力発電所敷地外部に出ることのないようにする必要があることから、その構造は堅固なものでなければならない。

 そのため、本件原発においても核燃料部分は堅固な構造をもつ原子炉格納容器の中に存する。他方、使用済み核燃料は本件原発においては原子炉格納容器の外の建屋内の使用済み核燃料プールと呼ばれる水槽内に置かれており、その本数は1000本を超えるが、使用済み核燃料プールから放射性物質が漏れたときこれが原子力発電所敷地外部に放出されることを防御する原子炉格納容器のような堅固な設備は存在しない。

(2) 使用済み核燃料の危険性

 福島原発事故においては、4号機の使用済み核燃料プールに納められた使用済み核燃料が危機的状況に陥り、この危険性ゆえに前記の避難計画が検討された。原子力委員会委員長が想定した被害想定のうち、最も重大な被害を及ぼすと想定されたのは使用済み核燃料プールからの放射能汚染であり、他の号機の使用済み核燃料プールからの汚染も考えると、強制移転を求めるべき地域が170キロメートル以遠にも生じる可能性や、住民が移転を希望する場合にこれを認めるべき地域が東京都のほぼ全域や横浜市の一部を含む250キロメートル以遠にも発生する可能性があり、これらの範囲は自然に任せておくならば、数十年は続くとされた。

(3) 被告の主張について

 被告は、使用済み核燃料は通常40度以下に保たれた水により冠水状態で貯蔵されているので冠水状態を保てばよいだけであるから堅固な施設で囲い込む必要はないとするが、以下のとおり失当である。

ア 冷却水喪失事故について

 使用済み核燃料においても破損により冷却水が失われれば被告のいう冠水状態が保てなくなるのであり、その場合の危険性は原子炉格納容器の一次冷却水の配管破断の場合と大きな違いはない。福島原発事故において原子炉格納容器のような堅固な施設に甲まれていなかったにもかかわらず4号機の使用済み核燃料プールが建屋内の水素爆発に耐えて破断等による冷却水喪失に至らなかったこと、あるいは瓦礫がなだれ込むなどによって使用済み核燃料が大きな損傷を被ることがなかったことは誠に幸運と言うしかない。使用済み核燃料も原子炉格納容器の中の炉心部分と同様に外部からの不測の事態に対して堅固な施設によって防御を固められてこそ初めて万全の措置をとられているということができる。

イ 電源喪失事故について

 本件使用済み核燃料プールにおいては全交流電源喪失から3日を経ずして冠水状態が維持できなくなる。我が国の存続に関わるほどの被害を及ぼすにもかかわらず、全交流電源喪失から3日を経ずして危機的状態に陥いる。そのようなものが、堅固な設備によって閉じ込められていないままいわばむき出しに近い状態になっているのである。

(4) 小括

 使用済み核燃料は本件原発の稼動によって日々生み出されていくものであるところ、使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備を設けるためには膨大な費用を要するということに加え、国民の安全が何よりも優先されるべきであるとの見識に立つのではなく、深刻な事故はめったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立っているといわざるを得ない。

7 本件原発の現在の安全性

 以上にみたように、国民の生存を基礎とする人格権を放射性物質の危険から守るという観点からみると、本件原発に係る安全技術及び設備は、万全ではないのではないかという疑いが残るというにとどまらず、むしろ、確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆弱なものであると認めざるを得ない。

8 原告らのその余の主張について

 原告らは、地震が起きた場合において止めるという機能においても本件原発には欠陥があると主張する等さまざまな要因による危険性を主張している。しかし、これらの危険性の主張は選択的な主張と解されるので、その判断の必要はないし、環境権に基づく請求も選択的なものであるから同請求の可否についても判断する必要はない。

 原告らは、上記各諸点に加え、高レベル核廃棄物の処分先が決まっておらず、同廃棄物の危険性が極めて高い上、その危険性が消えるまでに数万年もの年月を要することからすると、この処分の問題が将来の世代に重いつけを負わせることを差止めの理由としている。幾世代にもわたる後の人々に対する我々世代の責任という道義的にはこれ以上ない重い問題について、現在の国民の法的権利に基づく差止訴訟を担当する裁判所に、この問題を判断する資格が与えられているかについては疑問があるが、7に説示したところによるとこの判断の必要もないこととなる。

9 被告のその余の主張について

 他方、被告は本件原発の稼動が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的には許されないことであると考えている。このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。

 また、被告は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが、原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染であることに照らすと、環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである。

10 結論

 以上の次第であり、原告らのうち、大飯原発から250キロメートル圏内に居住する者(別紙原告目録1記載の各原告)は、本件原発の運転によって直接的にその人格権が侵害される具体的な危険があると認められるから、これらの原告らの請求を認容すべきである。

福井地方裁判所民事第2部

 裁判長裁判官 樋口英明

    裁判官 石田明彦

    裁判官 三宅由子







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パブロフ爺のつぶやき  

<梅安亭日乗>

昼、外出したら暑かったので、今年初の「冷やし中華」を作った。
今年初の冷やし中華



「冷やしうどん」も作ってみた。
冷やしうどんも



アイリッシュ・ビーフに大根おろしとポン酢をかけて食す。あっさりしているのがいい。
お皿は亡友の陶芸家・右近彰夫さんの作品。
大根おろしにポン酢でステーキ



茄子のゴマだれ。
こちらの茄子は皮が硬いのでピラーで完全に剥いている。
ナスのゴマだれ



夏日が続いたら、突然、寒い日がぶり返した。朝など8度くらい。
そこで、朝食に大好物の「ホット・アンド・サワー・スープ」の登場となった。
ホット・アンド・サワースープ


冷凍庫に入れていた叉焼を解凍。パスタでラーメンを作った。
今回は重曹を入れなかったら、ちょっともの足らなかった。
やはり、あの「かん水」の匂いがラーメンには必須と再確認。
解凍した叉焼でラーメン



写真の端に映っている、この白ワインは、「ビニャーソル」といって、5ユーロほどする。
日本円で700円ほどだが、うまい。
ちなみに日本で売られている「サングレ・デ・トロ」というワインだけど、こちらでは4ユーロ弱だった。日本では西友とかで1200円ほどの値段だ。
ということは、「ビニャーソル」は日本で買うと三倍で1500円ぐらいかな。
昔ほど飲まなくなったので、これくらいは、まあいいか、と貧乏人は自らを納得させている。
どこが貧乏人?と叱られそうなので,言い訳めくが、この肴メニューは全部で300円ほど。ワインは半分飲んだので、合計650円の請求でした。
やはりスペインは物価が安い!
安酒からの決別・・・少しワインのレベルをあげた



レトルト食品のカレーなどないスペインで、突然、カレーが食べたくなったら、どうする?
圧力鍋がその答え。
30分ほどでできる。
僕は冷凍保存の関係もあり、ジャガイモは入れない。玉ねぎと人参とあと茸類、それに骨つきの豚肉で作る。
ただし、前提は日本製のルーを持っていること。自分でルーをつくるともう少し時間がかかる。
突然カレーが無性に食べたくなったら・・・圧力鍋で30分




そば屋で出てくる「カレー丼」の謂れを知らなかった。
Wikipediaによれば、1909年(明治42年)、東京都目黒区の蕎麦屋「朝松庵」の主人が、洋食屋に取られた客を呼び戻すべく発明したもの、というそうな。
翌朝はカレー丼。カレー丼の謂れを知っていますか?



自家製鯵の干物。左からほうれん草のお浸し、鯖刺身、蛸ときゅうりの酢の物、茄子のゴマだれ
自家製鯵干物



「棒鯖寿司禁止令」を破ってしまった!
すばらしい鯖だったのでついつい誘惑に負けて作ってしまった。
いい鯖を見つけたのでついつい、「鯖棒寿司禁止令」を破ってしまった




しかも、残りは「焼き鯖寿司」にして食べた。
こんな肉厚の棒鯖寿司はないで・・・
京都祇園の「いづう」やったら、2500円やな。
そうか「いづう」は焼き棒鯖寿司はやってへんのか・・・と京都弁。
結局、一本食べたので、翌日は一㌔太っていた。
笑てな、しょがないな!アホにドがつく餓鬼ジジイだ。
残りの半分は「焼き鯖寿司」に。翌日一㌔の体重増!アホだ!



船戸与一の「満州国演義」の第6巻を読んでいたら、すき焼きのシーンが出てきた。
恥ずかしながら見事に反応する「パブロフ爺」!
それまでにもすき焼きのシーンはあったが、下割りを使う関東式調理法だった。
今回は肉に直接砂糖と醤油をかける関西式だった。
しかも、男性が鍋奉行をやるところなど、僕の実家と一緒で、ふだん、料理などしたことのない父親が砂糖と醤油で味付けをしていたことを思い出し、懐かしくなった。
船戸与一の「満州国演義」を読んでいたら、すき焼きを食べる場面が何回かあった。下割りを使う関東方式と肉に直接砂糖と醤油をかける関西式調理法の二つを紹介していた。すき焼きが食べたくなった。お肉はイベリコの




肉はイベリコ豚のセクレト、「青梗菜」を入れるのはカトマンズの日本食堂「桃太郎」で覚えたものだ。
そうそう、最近はポロネギを煮込むと美味しいということがわかり、玉ねぎの代わりに使っている。
以前にもなんども紹介しているカトマンズの日本レストラン「桃太郎」のすき焼きには、「青梗菜」が入っていた。




マカロニサラダを作った。
ちょっと「下品だが」リーペリング・ソースをかけて食した。
それがうまいのだ!
椎名誠がカレーライスにウスターソースをかけることをどこかで書いていたのを思い出してやってみた。
マカロニサラダを作った。椎名誠風にちょっと「下品だが」リーペリンソースをかけて食した






メディアが伝えないウクライナ東部での出来事
茶色の下線のある箇所をクリックしてください。元記事にジャンプします。

キエフ・クーデター政権軍によるドネツク空爆



市民を虐殺するキエフ・クーデター政権

これらのビデオを観て、アンジェイ・ワイダー監督のワルシャワ蜂起を描いた映画「地下水道」を思い出した。
ロシアのプーチンはドネツクの市民を見殺しにするのか?


戦争と利権はつきものだが、ドネツク地方には地下に天然ガスが埋もれているそうだ。
アメリカのバイデン副大統領の息子が、さっそくウクライナ最大の天然ガス会社の重役に就任。イラク戦争の時のチェイニー副大統領を思い出す。空爆で破壊された港湾の復旧事業や軍隊の民営部分の利権にかかわる会社の役員だった。まさに屍肉に群がるハイエナのような人種だ。
米副大統領の息子がウクライナ最大の天然ガス会社へ重役として入り、クーデターの背景が明確に
櫻井ジャーナルより転載



またもや安全神話!復活・・・火山学の専門家をさておいて、カルデラ噴火は起こらないと田中『原子力寄生委員会』委員長!

川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判



「吉田調書」で朝日新聞にへこまされた毎日新聞がちゃんとした記事を掲載。
こういう切磋琢磨がよい。
「忘災」というキャッチも的を得ている。
それにしても恐ろしい内容だ。

「忘災」の原発列島 再稼働は許されるのか 「世界一の規制基準」新たな安全神話に
毎日新聞 2014年05月28日 東京夕刊

 ◇「多重防護に欠陥」専門家ら疑問の声

 安全神話が重大事故を招く−−これが東京電力福島第1原発事故の教訓だろう。安倍晋三政権は「世界で最も厳しい水準」をクリアした原発から「再稼働させる」と明言している。だが今、その「世界一」こそが新たな安全神話では、と疑う声が上がっている。【浦松丈二】

 「客観的に世界最高水準なんかではない」。脱原発派・菅直人元首相はそう言いながら手元のタブレット端末をたたいた。フィンランドのオルキルオト原子力発電所3号機の写真が画面に広がる。小泉純一郎元首相が視察して有名になった核廃棄物最終処分場オンカロの近くに建設中の巨大原発だ。菅元首相は3月にここを視察した。

 「フランスのアレバ社の原発だが、飛行機の衝突にも耐えられるよう格納容器が二重になっており、メルトダウンに備え、溶けた核燃料を受け止めるコアキャッチャーも入れた。ただし、建設費は大幅に増えて1兆円近くになりそうだと言っていた」

 しかし日本の原発はここまでの改良はなされない。「格納容器を二重にし、コアキャッチャーをいれる費用は、原発を新設するより高い。全国の原発48基全てを改良するのは無理なので、言葉でごまかそうとしているのではないか。要するに世界一はインチキなんだよ」と喝破する。

 「世界一」の源流は昨年6月、原子力規制委員会の田中俊一委員長が「世界一厳しい基準を目指した」と語ったことだ。その意味は、過酷事故対策のほか、火山や竜巻への対応も新たに盛り込んだこと。安倍首相は今年1月の施政方針演説で「規制委員会が定めた世界で最も厳しい水準の安全規制を満たさない限り、原発の再稼働はありません」と「世界一」を強調。4月に政府が策定したエネルギー基本計画も「世界で最も厳しい水準」という言葉を使っている。

 世界一の根拠を菅元首相が質問主意書でただしたところ、安倍政権は閣議決定した答弁書で「国際原子力機関(IAEA)や諸外国の規制基準を参考にしながら世界最高水準となるよう策定した」と説明。菅氏は「世界最高水準になるように策定したから世界最高水準だと同義反復しているだけだ」と批判する。

 安倍首相は今月1日夜(日本時間2日朝)、訪問先ロンドンの金融街シティーで「世界のどこにも劣らないレベルの厳しい安全基準を満たした所から、原子力発電所を慎重な手順を踏んで稼働させていくことにした」と講演した。これは「世界一」を世界に宣言したに等しい。だがそれは本当なのか。

 「世界にも類をみない欠陥基準だ」と厳しく批判するのは、経済産業省、資源エネルギー庁で官僚として働いた経験がある泉田裕彦・新潟県知事だ。

 泉田知事は「IAEAが求める多重防護の第5層(住民避難など原発施設外の緊急時対応)が日本ではそっくり抜けている。世界では、メルトダウン事故が起きることを前提に被害を最小限にとどめる対策を定めているが、規制委員会はそこは自分の担当ではないと逃げている」と指摘する。

 IAEAの多重防護には五つの階層がある=表。それぞれの階層が、前階層の防護が破られても独立して機能するよう対策を求められている。日本では過酷事故は起きないとの「安全神話」から事実上、第4層(過酷事故の拡大防止)、第5層(放射性物質の放出の影響緩和)の取り組みはされてこなかった。新基準でも、第5層に含まれる住民避難計画は、災害対策基本法で自治体にまかされており、規制委の審査対象外だ。

 東電柏崎刈羽原発を抱える新潟県には教訓がある。07年の中越沖地震。原発敷地内で火災が発生したが、東電の消防隊は消火に失敗し、避難した。新潟県庁への連絡用ホットラインは機能しなかった。地震で施設のドアがゆがみ、東電社員らが中に入れなかったのだ。

 「非常時に連絡が取れないと困ると言って、新潟県が東電に作らせたのが免震重要棟。当時の規制基準にはなかった。その後、新潟だけにあるのはおかしいと福島第1原発に作られた。完成は東日本大震災の8カ月前だった。あの要求がなかったら今、東京に人が住めていたかどうか疑わしい

 泉田知事はおもむろに規制委設置法の抜粋を差し出した。規制委の仕事として「原子力利用における安全の確保」とある。新潟県は同法に基づき、規制委に第5層の住民防護策などについての質問を出したが、きちんとした回答は返ってきていない。「規制委の田中委員長は法律を知らないのではないか。認識を確認するために面会を申し込んでいるが拒否されている」と泉田知事。田中委員長は知事からの批判に対し「私がコメントすることではない」。「世界一」の基準は、地元を納得させることすらできていない。

 福島原発事故の前から地震と原発事故の複合災害「原発震災」を警告していた石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)は「欠陥だらけの新基準では第二の原発震災が起こりかねない」と憂慮する。

 「新基準が世界一厳しいというのはうそで、IAEAの多重防護を実現していない。耐震性に注目した場合、地震による損傷を予防する第1層が致命的に甘い。まるで、過酷事故が起きてもよい、そのときは新設の過酷事故対策(第4層)で破局を食い止める、と考えているみたいだ。しかし、第4層の応急策も施設の充実よりも作業員頼みで大地震時に機能するかどうかわからず、非常に危険だ」

 石橋氏が指摘するのは、耐震設計のための地震の揺れ「基準地震動」の設定が低すぎること。「3・11後、原子力安全・保安院の人たちは『基準地震動を抜本的に引き上げなければ』と反省していたのに、規制委が発足して忘れてしまったかのようだ」

 再稼働の優先審査が進む九州電力・川内原発は、基準地震動を審査申請時(昨年7月)の540ガルから620ガルに引き上げ、新基準で大筋妥当と認められた。しかし石橋氏は「活断層がなくてもマグニチュード7前後の地震が発生し、揺れが1000ガルを超えることはありうる。現在の『科学的予測』は過小評価のおそれがあるから、少なくとも過去に全国で観測された最大の揺れを、全原発で一律に考慮すべきだ」と訴える。
 


参考図




野坂昭如のいうように、日本人は前の戦争のことも大震災のことも忘れたい!という『トラウマ健忘症』を患っているようだ。




アベノミックス第三の矢・成長戦略の目玉は博打場の開張


首相、シンガポールでカジノ視察 「成長戦略の目玉に」

あほらしくて笑う気もしない。博打国家「日本」なんかにしてどうするの。
あの権力志向の猪瀬がカジノ誘致を語っていたときに、こいつは本物の堕落者!だと感じたことを思い出した。
安倍は堕落以前の存在だから、論評しようがない。




「集団的自衛権」ごり押しの隠れ蓑に「北朝鮮と拉致問題の交渉」という切り札を使う政治手法
集団的自衛権もう拡大 首相答弁 その時 対抗する「安保懇」始動

金子慶大教授がツイッターで取り上げていた「岩手日報」の社説
自衛権で集中審議 「国民置き去り」を憂う

ああいえば、こういうの場当たり思いつき答弁。なんとしても集団的自衛権を容認させ、戦争に参加したい安倍。そんなに参戦したいなら、お前が行ってこい。安倍や麻生などの祖父たちは戦争遂行政権の大幹部でありながら、国民の屍の上にあぐらをかいて生き延びた人間である。この汚れた「似非エリート遺伝子」こそが、詭弁を弄し、大嘘をつき、国民の命などは屁とも思わない卑しい心性を容作っているのである。
ヘタレの民主党は態度未定。みんなの党や維新は賛成。いまや完全に大政翼賛会化した国会。
「決断できる政治」の欺瞞、「小選挙区制」の怖さを改めて知る。

ありもしない仮定で議論をすすめる論法!
それじゃ聞くが、こんな原発だらけの国をどうやって防衛できるの?
ミサイル数発で日本壊滅だよね。





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