2015/03/04

やっと春がきた!




3月になると急に温かくなり、ようやく「冬を終えた」と実感する。
日本人の感覚では春というより一足飛びの「初夏」といった感じだ。
朝晩はともかく、日中の気温は20度を優に越している。
ひとびとは浮かれてぞろぞろと外に出てきた。『啓蟄』現象。

この写真を撮った日は、2月28日の土曜日。
この日が「アンダルシアの日」※という祝日だとは知らずに外出したら、こんな人の波に出くわした。
ひとびとの服装にはまだ冬の雰囲気が残っていた。(ここ数日でひとびとはもっと薄着になった)
※「アンダルシアの日」とはアンダルシア政府の自治が認められた日とのこと。
ダーロ川の横の道も人で一杯



路上フラメンコダンス。日本人が踊っていた。やるね!
日本人も路上パフォーマンス



ゴメレス坂の入り口の角にあるバル「Gran Taberna=グラン・タベルナ」
ゴメレス坂入り口のバル



この店の最初でてくるタパは「超小型のトルティージャ」
1杯目のタパは超小型のトルティージャ



二杯目のタパは「豚肉のベチャメルソース煮」・・・リオハとかでない普通のワインを2杯飲んでおつまみ付きで4ユーロ。540円ほど。
豚肉のベチャメルソース




<気になる記事>
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自衛隊の邦人救出、5事例を提示 武器使用、威嚇射撃も
邦人救出なんて嘘ばかり!後藤さんらの事件をみれば、アベが日本国民である後藤さんらを救出しようなんて気はまったくなかったし、むしろ、あの事件を「自衛隊の海外派遣」の「奇貨」として利用しようとしていただけである。
(あの「オバマ」ですら後藤さんに哀悼の意を表しているのに、アベは後藤さんの家族になんのお悔やみを言っていない酷薄男である。)
アメリカの「デルタ・フォース」ですら人質奪還なんて失敗しているのに、どうして自衛隊ができるというのか?
出来もしない、ありもしないことを前提に論を立て、議論の土俵に呼び込むのが詐欺師の常套手段。
こういう明らかに憲法違反の議論をすることで、自衛隊の海外派遣は当然の前提ということになんの疑いも抱かなくさせるという奸計だ。




自衛隊海外派遣 前のめりにも程がある
「東京新聞」のしごくまっとうな社説。
巨大メディアが頼りないなか、こうした弱小メディアが唯一頑張っている。
「朝日新聞」なんて読むべき記事がほとんどないほどアベに拝跪している。「旭日旗」の「社旗」にふさわしい新聞にもどりつつある。





時代の正体 「イスラム国」は問う 議論も起こらず懸念 英経済紙「エコノミスト」特派員 ディビッド・マックニールさん
金子勝慶応大学教授のツイッターで知った記事。


上記の記事を理解するうえで下の写真の意味は大きい。
アベは「イスラエル」という人口国家がパレスチナでやっていることを知っているのだろうか?
アラブのひとびとが「イスラエル」に対して抱いている怒りや憎悪がわかっているのだろうか?
この握手の意味するところは、日本がアラブのひとびとを敵に回したということである。
長年にわたる日本とアラブの歴史的友好関係を無知なるアベが潰したということでもある。
イスラエル国旗と日本国旗




【コラム】憲法改正、地雷は9条以外の部分に埋められている
外国人労働者についての評価などは、いかにもアメリカの「ブルーム・バーグ」らしい意見だが、それでも一読に値する記事。




元最高裁の瀬木比呂志氏が暴露「裁判所はいまや権力の番人だ」
先日の国会前の反原発テント村の判決でもそうだったが、1000万円超の罰金を科していた。
抗議をするひとびとを経済的にも黙らせようという卑劣なやりくちだ。











2015/03/05

蝸牛料理


春の空気が気持ちよさそうなので、
散歩がてらアルバイシンの丘の上にある「カラコレス」というバルに行ってきた。
ここはその名の通り「蝸牛の専門店」。
バル「カラコレス」



タパで出てきた「カラコレス」。
以前は市場の近所でヒターノのおばさんがバケツに入った蝸牛を売っていたのをよく見たが、最近ではあまり目にしなくなった。
前回は少し生臭かったが、今回はバッチリ。
美味かった!
ビールを飲んで2ユーロ。270円ほど。
タパででてきた「カラコレス」


<梅安亭・冷凍庫を整理せよ!>
貧乏性で喰い意地がはっている梅安ジジイは食料不足を極度に怖れて、料理素材や完成品の料理を冷凍庫にぎっしり貯え込んでいる。
ところが、それも限界で中の引き出しが動かないぐらい材料が詰まってしまった。
今週のミッションは冷凍庫の中身を食べ尽せ!である。

鮭の切り身を半分買ったのがずいぶん残っていた。あと5回分はありそうだ。
「鮭の塩焼き」の横は付け合わせのブロッコリーとベーコンの酒蒸し。今回はプチトマトも加えた。3分料理最高!
鮭がまだかなり残っている



日本から持って帰ったにしんを使って「にしん蕎麦」
日本から持って帰ったにしんを使って



鶏肉は油淋鶏にした。
鶏肉を解凍して「ユーリンチー」




同じく日本から持ってきて後生大事にしまっていた納豆。オクラとまぜてネバネバメニュー。
冷凍庫の納豆をオクラと




冷凍庫とは関係ない話なのだが、先日高いマグロを買ったのに味がいまいち評価できなかった件の後日談。
翌日、熟成後のマグロは独特の臭みもでて最高の味だった。
マグロの臭みが出ていて最高の味だった。



大根の塩麹漬けレシピ・・・これおすすめ。

大根半分を用意。皮をむき、やや薄めに切る。余り厚く切ると味が入らない。こちらの大根は日本の大根ほど大きくないので半分といっても、3分の1くらいかもしれない。
大根半分




ジップロックに砂糖大さじ5杯強、酢20cc、塩適量(塩麹との兼ね合いなので適当。今回は小さじ1杯くらいか)、塩麹大さじ1杯。甘すぎると感じたら砂糖の量を減らす。
ジップロックに砂糖大さじ5杯強、酢20cc、塩適量、塩麹大さじ1杯




先ほど切った大根をいれる。少し揉んでやる。冷蔵庫へ。
つけたところ




翌日には、こんな具合に水があがっている。汁に浸かるように大根の位置を変える。2、3日後から食せる。
翌日水が上がっている。裏返す。






<朝日新聞なんか読む価値がない!との主張>


時代の正体<71>「イスラム国」は問う(6)「日本のメディアは最悪」-邦人人質事件から/米NY・タイムズ マーティン・ファクラーさん










2015/03/07

写真撮影日和!


<買い物に行くついでに撮ったグラナダの町中>

サン・ヘロニモ通り・・・市場からグラン・カピタン通りへ抜ける道
サン・へロニモ通り




サン・ヘロニモ教会・・・セッサ公爵未亡人が夫のグラン・カピタン(総司令官)のために1504年から10数年かけて建てた教会。
サン・へロニモ修道院




サン・フアン・デ・ディオス大聖堂・・・18世紀のバロック様式の聖堂
サン・フアン・デ・ディオス大聖堂



アルバイシンの丘と背後は雪を被ったシェラネバダ
アルバイシンの丘とシェラネバダ





<梅安亭・冷凍庫整理中>

カジキマグロの照り焼き
カジキマグロの照り焼き



イカのスミ煮・・・これ、冷凍庫に保存していたとは思えないほどまったく味が劣化していなかった。最高!
イカのスミ煮


<応援している「レバンテ」が降格争いから一歩抜けだした>
昨晩はサッカー・スペインリガの試合で「レバンテ対エイバル」の試合を見た。レバンテが2:1で勝って、2部リーグ降格圏から一歩脱けだした。
なぜ、レバンテなんかを応援しているかという理由は、ルーカス・アルカラス監督が昨年までグラナダの監督をしていて、ちゃんと1部リーグに残留させたにもかかわらず、理不尽にもグラナダを馘首されたからである。
以前にその時の模様をブログに書いたが、グラナダ出身のこの監督をレバンテが採用したので応援しているというわが単細胞の頭のなせるわざである。
ところで、グラナダは現在、2部リーグ降格圏にとどまっている。少し、ざまあみろ!という気がしている。アルジェリア代表の「ヤシン・ブラヒム」というすばらしい選手を放出したり、この監督を首にしたりとオーナーたちが悪すぎる。
まあ、そうはいっても試合ではいつもグラナダを応援しているのだが・・・
そうそう先日のレバンテ対グラナダ戦は複雑だったが、アルカラス監督、グラナダのケチオーナーたちにひと泡ふかしてやれ!とレバンテを応援していた。結果はレバンテの勝ち。
ところが、監督は自分なんかと違い、タマが大きい!!!
終了間際の逆転劇、レバンテが指揮官L・アルカラスの愛するグラナダを下す
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<安全保障法制=戦争法制」なんてのを議論>


安全保障法制=戦争法制」なんてのを議論してるけど、そもそも「集団的自衛権行使容認の閣議決定は憲法違反」の疑いが濃いんだから、まずはそこをハッキリさせるのが先だろうに・・・その話はどうなっちゃってんだろう。「クロネコの短語」さんのブログより
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着々と「脱憲法」のアベ政権。
歯止めがきかない戦争国家体制への変身。
この手法は、あたかも集団的自衛権が合法的かつ前提条件であるかのような議論の進め方によっている。
前回のブログで書いたように、これは明らかに詐欺師が常套とするの「催眠手法」である。
これは、麻生が以前、ワイマール憲法を骨抜きにしたナチスに学べ!と言ったとおりに「解釈憲法」ですべて現憲法は骨抜きにできる!というやりくちだ。

ところで、アベが毎度のごとく「最高責任者は自分だ」とほざいているが、聞いていて腹がたってくる。
この男、以前は「自分が国民を導く」と、まで言っていた。
謙虚さのかけらもない、こやつの心的状態ってのは、いったいどうなっているのだろう?
もしかしたら、巷間で噂されている「狂人説」があたっているのかもしれない。
「狂人」が大手を振ってまかり通るということは、時代が閉塞状況に陥っているということなのだろうか?













2015/03/08

梅安亭・茸メニュー




<カルドという茸を買った>

カルド
この茸は以前ブログで紹介したことがある。
実はこれは「野生のエリンギ」なんですね。
詳しくは下記の記事を読んでください。

キノコ漁り



「カルドうどん」・・・この茸、出汁がよくでるのでうどんで食した。美味なり。
カルドうどん



カルドの炊き込みご飯・・・食べ過ぎで太るのではと怯えて、2合しか炊かなかった。あと1回分しか残っていない。やはり、3合炊くべきだったなあ、と後悔。
カルドの炊き込みご飯




<ただいま冷凍庫整理中>

鮭のミルクソース煮
鮭のミルク煮



こちらは鯖の一夜干し
鯖の一夜干し




<気になる新聞記事>


ドイツのメルケルが日本にきているが、「脱原発」と「先の大戦の反省」について語っている。
わが自称「最高責任者」には少し頭が痛い客だったのではないだろうか。
メルケルが先生でアベが出来の悪い生徒のようにみえた。(メルケルの嫌露路線とか親米路線は問題だが、アベのように出来の悪い人物を前にすると、少なくともそれなりの政治哲学があることがわかる)

脱原発「日本も同じ道を」 独首相が呼び掛け


メルケル独首相が来日講演、「ドイツは過去と向き合った」






下の記事はなんだかよくわからない記事だ。
額面通りにとれば別に当然のことなんだが・・・
アベは先の戦争を侵略戦争とは思っていないはずだ。
だからゆえに「侵略の定義は学問的にも定かではない」といった迷言を残しているのだが、アベのお友達がこんなことを言っているのは、どういうことだろうか?
もしかしたら、アメリカの「ジャパンハンドラー」からなにかいわれたのだろうか?
「アナクロ復古主義者」ではなく「真正帝国主義者たれ!」と諭しているのだろうか・・・
裏がありそうな気がする。
70年談話、首相は侵略認定を 有識者懇の北岡座長代理











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2015/03/15

「ドル基軸体制」崩壊へのステップ



中国が設立を主導する国際金融機関「アジアインフラ投資投資銀行(AIIB)」

「悪貨が良貨駆逐困る」中国主導の投資銀 佐々江駐米大使が懸念表明
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「アジア開発銀行」という似たような組織があるのだが、日米の利益優先で現地密着型でないので人気がない。そこの総裁は代々日本人。佐々江は自分の天下り先がなくなる恐怖で発言か(笑い)
アメリカの「ポチ」をやっていると、気がつけば日本だけが取り残されている、という事態になる。
参加国続々!
3月17日の追加記事
仏独伊、中国主導アジアインフラ投資銀に参加へ=報道

本来なら反対に回るはずの「世銀総裁」もうまく対立項を外して賛成を表明。
官僚に実権を握られていると、国際情勢の流れが読み切れずに、アメリカに追随して孤立主義に突き進む。
なんだか、戦前の「国際連盟脱退」の前夜のようになってきた。

米、G7分断を警戒 中国主導インフラ投資銀




国際金融秩序に挑戦する中国  外野から批判する日本の弱腰
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G7の一員であることを誇りにしている日本だが、G7だけで世界を牛耳る時代はとうに終わった。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7カ国をG7というが、これらの国々は、カナダをのぞけば、かつての帝国主義列強国だ。
その軍事的かつ経済的集団の頭目はアメリカであり、のこりの国々は従属的な同盟関係にある。
NATOや日米安保条約体制がその暴力機構であり、経済的にはドルを基軸に自分たちの息のかかった世銀・IMFを使って世界経済をコントロールしようとする体制である。もちろん利はすべてアメリカとおこぼれがその同盟国へ流れるようになっている。つまり「アメリカ本位」の制度である。

ところが、世界には、G7に拮抗する力を持った、中国やブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカといった大国が存在するのである。
いわゆるBRICS諸国である。
これらの国々は世界の人口の半分近くを占め、その国土も30%を超えているのである。世界経済にしめる存在感では、中国は世界第2位の経済大国であり、インドも間もなく日本を抜いて第3位になるのは確実だ。
おそらく今後はますます経済成長を遂げ、10年後には世界の半分、2045年にはG7を追い抜くと予想されている。

さて、この間BRICSの中心国である「ロシアと中国」と「アメリカ」との関係が急速に悪化したのは、ここ最近のことだ。
「リビア」崩壊」という現実を見て、「シリア」侵攻=アサド政権打倒に断固反対の立場をとるロシア。
怒り心頭のアメリカのネオコンとイスラエルがロシアののど元に仕掛けたのがウクライナ紛争。(南オセチアやチェチェンでの先行事例があるが・・・)
ウクライナでは合法政権がクーデターで倒され、それを見て東部クリミアのロシア系住民が住民投票でロシアへの帰属を決めた。
そのことをアメリカとG7は「併合」と呼び、ロシアに経済制裁を科した。

アメリカのネオコンとネオナチが中心となってのクーデター。盗聴された電話ですべてが明らかに。

ヌランド米国務次官補が駐ウクライナ米国大使に言っていたようにヤツェニュクが首相になった(櫻井ジャーナルより転載)



ロシアを悪者に仕立てる(鴨川耕輔さんのブログより転載)


クリミア併合5つの理由―プーチン大統領の主張(ウォール・ストリート・ジャーナルの記事)


ドル決済からの離脱の道・・・あらたな国際通貨体制
中露結束は長期化する(田中宇さんのブログより)

アメリカ主導、とりわけネオコンとイスラエルロビー、軍産複合企業が主導する「世界の不安定化」戦略とそれに反対するロシア・中国などのグループの対立が顕著になってきたということだ。そのなかでアメリカの暴走に不安を抱くいくつかのG7国がアメリカ全面追随に疑問を抱きはじめたのが最近のウクライナ停戦交渉などでみてとれる出来事である。(独仏主導で停戦会議が開催された。ただし親米メルケルは会議の前にオバマに釈明にいっているが・・・)
アメリカの経済は好況と言われているが実態はかなり怪しい。失業率が改善されたなんて言っているが、フードスタンプ受給者が3000万人以上もいる事実は何をしめしているのだろう。明らかに経済統計の操作が行なわれているようだ。
ドルを刷り放題というのがアメリカ優位の「ドル基軸体制」で、「世界銀行」や「IMF」などはそれの権威づけであり、ドルの威信低下を避ける為にアメリカは絶えず「世界の不安定化」を謀っているのである。
そうしたアメリカによる通貨の寡占体制と決別すべく組織されたのが、「アジアインフラ投資銀行」であり、「BRICS開発銀行」ということだ。



鳩山元首相のクリミア訪問 国際社会の誤解招く恐れ

国際社会とはなにか?
上の記事がいかに偏向しているかがわかる。
クリミア半島問題の国連決議は賛成が100で、反対・棄権が69票と絶対多数ではない。
国際社会がこぞって非難したとはいえないだろう。
この記事の国際社会とは欧米のことである。


鳩山叩きが始っている。
民主党の枝野まで同調。
もはやファッショの時代だ。
貧相顔の菅は「国策に反する行動」なんてとんでもないことを言っている。
後藤さん事件のときに政府に協力すべきだと説いた共産はどういっているのだろうか?
「異なる意見を排除する」=それがファッショ!体制というものだ。



鳩山のクリミア訪問は快挙! 近未来、日露関係の需要布石(世相を斬る あいば達也さんのブログより)




<梅安干物が高血圧のもと>

最近、干物作りに精をだしていた・・・
春がきたといって、バルの梯子にうつつを抜かしていた・・・

頭がふらふら、耳鳴りがじんじん・・・
この間、血圧を測っていなかったら、ちょっとまずい数値になっていた。
しかも心拍数が高過ぎ・・・

そこで、健康食でとりあえず回復をこころみた。
朝にジュースに大さじ1杯のリンゴ酢を入れて飲んでいる。
これを8週間やるとかなり数値が下がると書いてあった。
次に酢の物がよいと知って、酢の物御膳を作った。きゅうりの酢の物、鯖の酢しめ

酢の物御膳



玉ねぎが血液をさらさらにするというので、バルサミコをかけて食した。
新玉ねぎが血液さらさら



レタスとマグロも効くというので「レタスとツナ缶のパスタ」
レタスが効果ありと知って

今日で3日目だが、けっこう数値は下がった。
あと少しかな。











2015/03/18

グラナダ梅安亭・三寒四温


ストーブを焚いている
ここ数日、寒さがぶり返している。
下のバルのテラサも寒いので「ストーブ」を焚くしまつ。
写真でお客の後ろの炎がガスストーブ。

というわけで「梅安亭」でも寒さ対策で鍋をやった。
冷凍庫整理ミッションも兼ねて「鱈チリ」。
血圧のことを考えて節酒しているので、ノンアルコールビールを飲んでいる。なかなか美味い。1缶0.37ユーロだった。50円未満。
鱈チリ


血圧を下げなきゃと新玉ねぎを摂ることを考えてネットで見つけたメニュー。
「今日の料理」に出ていたのだが、なかなかいける。
玉ねぎを一個と書かれていたが、出汁には多すぎるので半分にした。すると時間が経つと玉ねぎが縮んで一個でも良かったようだ。
少し甘かったがなかなか美味いのと簡単。
新玉ねぎと豚肉の南蛮漬けレシピ
茶色の部分をクリックするとレシピへ移動

豚肉と新玉ねぎの南蛮漬け



ティファールのフライパンには寿命があるそうだ。
こびりついてしまうので買い替えた。33ユーロで4000円強。
ティファール





<東電の犯罪を追求しない日本のマスコミ>
故郷を喪失した避難民は仮設住宅で厳しい日々を過ごしているのに、東電の元会長や元幹部たちは悠々自適の老後を送っているそうだ。
なんという「不条理」!

即刻逮捕せよという記事
震災から4年、東京電力はまだ罰を受けていない-Wペセック
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この記事はブルームバーグに載った記事だが、日本のマスコミがあまりにもだらしがないので、こんな「アメリカの通信会社」の記事がしごく真っ当に見える。
つまり、外からの圧力=外圧に頼らざるを得ないわれわれの哀しさを思い知らされる。


<ウクライナ情勢はきわめて危機的状況だったということを知るべきだ>
プーチン氏発言 核での脅しに耳を疑う
この社説を書いた人は「耳」ではなく「脳みそ」のほうを疑ったほうが良い。
なぜなら、プーチンはNATO軍の核先制攻撃の可能性を考えに入れて対応したと言っているのである。それほど緊迫した状況であったとのこと。核の脅しではなく、核で攻撃されたら核で対応するといっているのだ。
都合のいいときだけ「ヒロシマやナガサキ」を持ち出さずに、つい最近明らかになった米軍による沖縄の基地からの「キューバ核攻撃」のことなどをしっかり追求すべきだ。

ついでにウクライナ問題について前回も紹介した<櫻井ジャーナル>の記事を紹介しておく。
FOXニュースで米軍少将がロシア人を殺せと発言、米軍がウクライナ入りして軍事的緊張が高まる


<アジアインフラ投資銀行に参加国続々!>
この前の記事に書いたように、中国主導の<アジアインフラ投資銀行>に参加する国が続出している。
ワシントン帝国に、ひび
上記の記事で日本が参加するかのように書かれているが、先日の佐々江駐米大使の「悪貨」発言をみるかぎりなさそう。
忠犬ニッポンはアメリカと心中します!


<アベノミクスで約束した物価上昇率が2%どころか、マイナスさえ予想される事態に>
日銀総裁「物価上昇率マイナスも」 原油安が影響「一時的」と強調
すべてが嘘だった。まあ、インフレよりデフレで結構なんだが・・・
国民の年金などを担保に「官製相場」を仕掛けたために、株価が上がり一部の富裕層だけは大もうけ。
意図的な円安で自動車産業など輸出産業は為替差益で儲けた。
トヨタなどの賃上げが言われているが、4割をしめる非正規労働者、圧倒的多数の中小企業の労働者や年金生活者、生活保護家庭には無縁の世界。(景気のいい賃上げ話は雇用の2割をしめる大企業での話)
収入が上がらないひとにとっては物価が上がるということは実質賃金が下がるということ。物価が下がることが唯一の救いなのだ。
まさに格差拡大のみが進行して、アベノミクスの失敗のツケはすべて貧乏人に回された。
インフレ期待とアベクロは言うが、今の時代、「成長」などを信じているほうがどうかしている。新興国は台頭し先進国は停滞もしくは没落していくのが当たり前。「世界が平準化しつつある」ということだ。








2015/03/23

クラシコ観戦!



<バルセロナ対レアル・マドリーの試合>
クラシコ

首位決戦であり、伝統の一戦。日本の野球で言えば「巨人・阪神戦」のようなもの。
この間、やや不調だったレアルも、怪我で欠場していたセルヒオ・ラモスやモドリッチが復帰して万全の態勢で試合に臨んだ。
結果はバルサが2:1で勝ったが、どちらが勝っていてもおかしくないほどの拮抗した試合内容だった。
バルサがいつものワンパターンのチンタラパス回しではなく、素早いカウンター攻撃もできるし、前腺にボーンと球を送ることもできるという攻撃パターンに幅ができたのが良かった。
もしかしたら、過小評価していたが、ルイス・エンリケって凄い監督?
ネイマールは体が小さいのでプレッシャーには弱いのはわかるが、少し転び過ぎ!(どこかの記事で見苦しいと書かれていた)。
バルサに慣れてきたスアレスの得点力が上がってきたのが大きい。

これでバルサとレアルの点差は4と開いた。

バルサ応援メニュー。揚げ物が縁起が良いのでと天ぷらにした。
エビ、シイタケ、ズッキーニー、赤ピーマン
天ぷら



翌日は残った天ぷらで「天丼」
天丼


マグロって血圧をさげるんだって。
この間、解凍ものしかなかったのだが、久しぶりに生に出会った。
キロが23ユーロと高かったが、やはり生はあの独特の臭みがあってうまい。
ほかの一品は、絹さやの卵とじ、鯵の南蛮漬け、モロッコインゲンと豚肉のクタクタ煮
久しぶりに生のマグロを入手



冷凍庫整理ミッションのため「カレイの干物」を食した。
ほかは、冷凍庫にあった油揚と大根の煮物、絹さや、きゅうりと自家製しらすの酢の物、マグロのづけ
カレイの干物




<1930年代のことが気になる>

今の時代はある意味で1930年代に似ているのではないだろうか。
民族排外主義、内戦、格差拡大と中間層の没落と貧困層の増大、民主主義の毀損と世論操作、ファッショ的体制の跋扈、世界的大戦の前兆・・・総じて「暗い時代」の到来!


「スペイン市民戦争」1・Ⅱ巻・・・スペイン市民戦争を扱った古典名著だが、書棚で眠っていたのを引っぱり出し読み終えた。字が小さいのでかなり苦労した。
いかにもイギリス人が書いた「普遍中立」の本だ。
同じイギリス人でもジョージ・オーウェル「カタロニア賛歌」とはえらい違いだ。

フランコによるクーデターを支援する独伊。
それを「非干渉委員会」などというマヌーバーで見過ごす英仏。
イギリスのプロ・ファシストの姿勢はさもありなんだが、フランスの人民戦線内閣の日和見主義と裏切りには呆れ返る。
共和派支援のソビエト・スターリニストの「一国社会主義路線」による共和国政府の私物化。
恐ろしいのは「ドライブする」と言って敵対するアナーキストや社会主義者を拉致・拷問・殺害していたことだ。あのイタリア共産党のトリアッティやスペイン共産党の「ノー・パサラン!」(奴らを通すな!)で有名になった「ラ・パッショナリア、情熱の花」と請えられた、ドロレス・イバルリなども拷問・殺害に関与していたことが想像できる。

そうそう、話は飛ぶがグラナダは内戦初期段階で陥落するのだが、そのなかで僕の住んでいるアルバイシン地区だけは最後までファシストに頑強に抵抗したと書かれていた。少しうれしくなった。
当時、アルバイシンは労働者地区だったそうだ。



読み終えて暗鬱とした気分になったが、あれからわれわれは少しも変わっていないのはないかと思った。



『スペイン的魂』をもち続けた男たち

メキシコのゲリラ戦争でキューバ革命のカストロたちを軍事指導した人物:アルベルト・バーヨ。キューバ唯一の将軍。「ゲリラ戦教程」で有名。

アナーキストの「ドゥルティ」は書物でも良く知られている。
H.M.エンツェンスベルガー (著), 野村 修 (翻訳)
スペインの短い夏



ドゥルティの葬儀


毎回、無知をさらけだすようで恥ずかしいのだが、「エル・カンペシーノ」(バレンティン・ゴンザレス)という人物の経歴を今回初めて知った。
共和国敗北後、ソ連に亡命するが、スターリン体制に反抗し、恐るべき危険を犯してソビエトを脱出、ペルシャに逃亡した。しかしイギリス官憲に捕まりソビエトに引き渡され、拘置所で共同便所の番人となっって働いていたが、再度逃亡に成功。
その後、フランス側で石切工をしながらピレネー山脈を越えてフランコ支配下のスペインをたびたび襲撃していたそうだ。恐るべき人物だ!!!もっと情報があったら知りたい。
まるで「日曜日には鼠を殺せ」の主人公のような男である。


ヒュー・トーマス「スペイン市民戦争」
ヒュートーマス「スペイン市民戦争」







2015/03/25

三寒四温ではなくて七寒!


<真冬に逆戻りだ>
三寒四温なんてこの間言っていたが、七寒に戻ってしまった。
寒い!
今日も最低気温は3度。
最高で7度だそうだ。
そのうえ、連日小雨が降り続いている。

朝7時半の写真。
雨で地面が濡れている。
温度計は4度ほど。
黄色の服の人は市の掃除担当の人。
小雨振る朝の風景

嫌だ!
そう思って、先日、避寒にチュニジアにも行こうかとフライトを調べていたらあの事件が起こった。
まだ、悪運が尽きていないようだ。

骨付きステーキ肉を買った。
6.7ユーロ(877円)で450グラムもあった。
ステーキ肉




焼き上がり!
困ったことにフラッペするブランディがなく、表面の焦げ目がうまくつかなかった。
レモンもなくバターレモンも作れなかった。
結果はそうしたハンディにもかかわらず、味はそこそこで、硬さは余り感じなかった。

焼き上がったステーキ
お皿は陶芸家の故・右近彰夫さんのもの

それよりも、問題はこんなでかいステーキを食する年寄りに違和感を感じる!食い意地爺ぃだね。

ポテサラが失敗作。水っぽかった。
茹でたあとの皮むきがめんどくさくて、初めから皮をむいた状態で茹でたことが原因のようだ。
こちらのバルのタパで覚えたのだが、スパイスの「クミン」を振りかけるとちょっとアクセントがつき美味しい。



前日も鶏の唐揚げを食べている。
手羽元を8本も揚げた。
さすがに4本しか食べなかったが・・・
鶏の唐揚げ

自分の消費カロリーをはるかに超えた食事内容!

一日2食が体に良いという記事を読んだ。
真似してみようかとちょっとトライしたが、空腹であえなくギブアップ。

酒量は少しは減っている。週2日の休肝日も守っている。
意志のかけらは残っているようだ。



<アベが自衛隊のことを「我が軍」と発言>

安倍首相、自衛隊を「我が軍」 参院予算委で述べる
茶色の箇所をクリックすると元の記事へジャンプします。

つい先日も「最高司令官」は自分だ!と言ったそうだが、まるで独裁者のような発言。
この男は、責任は取らないくせに、「最高責任者」とか「最高司令官」とか最高の肩書きを自分で名のるのが好きでたまらない幼稚な感性の持ち主だ。
正確には、幼稚といった可愛いものではなく、「誇大妄想狂」患者である。

「我が軍」発言への批判に、あの赤塚不二夫のマンガにでてくるような貧相面の「菅」がこう言った。
菅氏「自衛隊も軍隊の一つ」 首相の我が軍発言巡り

軍隊をもつことは憲法違反!
だから故に「自衛隊」なんて表記で、歴代自民党はごまかしてきたのである。
そうした経緯を熟知していて、こうした発言を故意にするということは、自分たちは今後ますます憲法を無視するぞ!という決意表明なんだ。


<沖縄虐待を続けるアベたち・・・もうこうなりゃ「琉球独立」しかない!>

辺野古でも、菅はヘタを売りまくっている!
沖縄県知事による辺野古の作業停止指示は無効=菅官房長官


琉球新聞の怒りの声を聞け!
<社説>県の停止指示無視 法治国家なら作業を止めよ




こんな老体で役立たずだが、辺野古にもう一度行かなくちゃ!







2015/03/27

トラウマ健忘症・日本人




アベノミクス:バブル崩壊25年 「結局、日本人はバブルから何も学んでいない」
2015年03月26日 毎日新聞

のぐち・ゆきお 1940年、東京都生まれ。東京大学工学部卒。大蔵省(現財務省)から一橋大学教授、東大教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学教授などを経て2011年4月から早大ファイナンス総合研究所顧問。「バブルの経済学」(日本経済新聞社)で吉野作造賞。「『超』整理法」(中公新書)がベストセラーに=東京都中央区日本橋の早大日本橋キャンパスで2015年3月18日、高橋昌紀撮影

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 ◇野口悠紀雄さんインタビュー

 日本企業は強くなっていない。円安で収益が支えられているだけ−−。1980年代後半、みんなが熱狂していたバブルを「悪」と断じた早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問の野口悠紀雄さんは、今の株価上昇を支える「円安バブル」にも「同じことを繰り返すのか」と厳しい目を向ける。【聞き手・尾村洋介、荒木功/デジタル報道センター】

 −−円安と同時に株価が急上昇しています。そこで今、かつてのバブルを総括したい。野口さんは87年に「東洋経済」でバブルの異常さを指摘する論文を発表しています。だれもバブルという言葉を使わない中で、当時の経済に何を感じたのでしょうか。

 一言で言えば違和感です。あるはずのないことが起こってどんどん進行している、という感じがした。それまで日本経済の成長過程で、私は違和感を感じたことはない。戦後の復興、高度成長、石油ショックへの対応といろいろ問題もあったが、違和感というのはなかった。しかし、バブルの時には「こんなことがあるはずはない」と、非常に強い違和感を抱いた。特に不動産と株の価格の値上がりは、異常な状況でした。

 「東京都を売ればアメリカ全部が買える」などと言われるようになった。カリフォルニアにペブルビーチという美しい高級ゴルフコースがありますが、そこが日本の不動産会社に買収された。私はありえないと思った。ニューヨークのロックフェラーセンターを三菱地所が買い、そういうことが次々起こっていく。日本のNTTの時価総額がアメリカのAT&TとIBMを合わせたよりも大きくなったとか。それを誰も不思議に思わない。その異常さですね。87年に私が東洋経済に書いたのは地価と賃貸料、フローとストックの価格の比較でしたが、その前提として「直感的に見て、これはおかしい」と。

 当時金利の自由化が行われようとしていて、転換社債やワラント債などいろいろな資金調達の手段が出てきて、それらを利用して安い金利で資金を調達できた。他方で大口預金の金利が自由化されてかなり高くなったので、お金を右から左に回すだけで稼げてしまう。それを当時「財テク」と称していたわけですが、そんなものはテクノロジーでも何でもない。虚業で多額のお金を稼げる一方で、真面目に働いても自分の住む家も買えない。本当におかしいことなのに、みんなそれに熱狂している。おかしいことだらけだった。

 −−92年に出版された「バブルの経済学」の前文に「バブルは悪である、という偏見といっていいほどの大きな予断をもって(執筆に)のぞんだ」と野口さんは書いています。

 そうです。データの計算をして確かにバブルとしか考えようがないということをいう前に、なぜそういう研究をしたかというと、そういう予断が私にはあった。

 −−そのころ、なぜ日本人は異常さに気が付かなかったのでしょうか?

 なぜでしょうね。いまだに分かりません。今の経済の状況もそうです。日本の企業の利益はリーマン・ショック前の水準には届いていない。それにもかかわらず株価はどんどん上がっている。ある週刊誌には「株価は6万円を超える」と書いてありました。私のほうが聞きたい。「なんであなた方は懲りないんですか」と。バブルは結局、崩壊した。それによって多くの人が運命を狂わされ、国民は非常に大きなツケを払わされた。「それにもかかわらず、またやるんですか」と聞きたいのです。

 −−バブルの中にあると「期待は合理的な範囲内にある」と思ってしまう。

 そうです。だから人間はバブルから決して学べない。それが結論ですね。バブルの絶頂期には「日本では重力の法則が働かない(株価は下落しない)から大丈夫。日本にはニュートンは来ない」とさえ言われていた。しかし、日本にもやはりニュートンは来たわけです。

 −−当時は設備投資も良く、プラザ合意後の国際的な課題だった内需主導の大型景気が来たと見られていたようですね。

 80年代初めに原油価格が下がった。それも今と似ています。金融緩和をしていることも似ている。中長期的には日本がアジアの中心、アジアの金融の中心地になるため、ビルの需要があるといわれていて、国土庁も「そのためにビルが何棟必要か」といった推計をやっていた。政府のお墨付きです。

 −−地価の上昇も最初は実需があったから始まったとされていますね。

 実需と仮需の区別は難しい。後で振り返ってみれば、住宅価格が上昇していく推移は明らかにおかしい。だけど、上がっている時に実需ではないと言い切るのは非常に難しい。

 −−バブルが起きた原因はどう考えますか。

 戦時期に作られた統制的な金融体制、私はそれを「1940年体制」と言っていますが、それが不要になってきたにもかかわらず、生き延びようとしたために起こった−−と思っています。日本の復興と高度成長に非常に大きな役割を果たした日本興業銀行、日本長期信用銀行などいわゆる興長銀などが80年代になって不要になった。お金は集まってくるが、投資先がない。特に企業の設備投資に回らない。本来ならそこで40年体制が変わり、長期信用銀行はアメリカの投資銀行的なものに変わって直接金融の仕組みを担っていくべきだったのにできなかった。このため、手軽に利益を稼げる不動産投資にのめり込んだ。一方で、金利の自由化が中途半端な形で進んでいき、金融の緩和が行われた。金融緩和や金融自由化のテンポの問題などがバブルの原因と言われていて、確かに重要だが、それだけではあれほど大きなバブルは起こらない。40年体制の問題があったからこそ、興長銀がバブル崩壊で一番大きな影響を被ったのです。日本興業銀行は合併で生き延びたが、他の2行は残ることができなかった。最初に戦後の復興時期と高度成長期には違和感がなかったといったが、その時期は戦時的な経済体制・金融体制が非常にうまく機能していた。機能しなくなったのが80年代だった。

 −−「経済大国」になったという日本人の意識も影響したのでは?

 それはあると思う。日本人だけでなく、世界がそう思っていた。私はアメリカで講演する機会が多かったので、強く感じました。80年代の始めごろから日本の工業化がアメリカを追い越し始めた。鉄鋼、自動車、それから半導体の生産量などの実績で日本が追い越したという認識は日本人だけでなく、世界中が共通して持っていた。80年代の末に発表された「メードイン・アメリカ」というマサチューセッツ工科大学の先生が書いた本には「日本企業は非常に効率的な生産をしているから、アメリカの企業は見習うべきだ。アップルはソニーを見習わなければいけない」と書いてあった。さきほど地価の見通しは難しいと言いましたが、世界が日本に学ぶべきだという認識があったことを前提にすると、日本がアジアの金融の中心になりビルがたくさん建つから賃貸料も上がるだろうと言われてまったく否定するわけにもいかないですね。日本経済の実体的な成長が世界を制覇したという感覚が間違いなくあったと思う。

 −−そうした背景がないと80年代後半のような大きなバブルはできないでしょう。

 バブル自体はそれがなくてもできます。現在の経済状況がそうです。今は、日本の産業が世界に冠たるものだとは誰も思っていないでしょう。でも株価は上がっている。だから、もっと変な状態だと思いますね。

 −−バブルが膨らんだ後の対処について、野口さんは「つぶすべきだ」と考えていた。

 もちろん。バブルはおかしいわけだから。

 −−つぶした後の傷は、当初考えられていたよりも深かった。

 私は当時、ある政治家に「バブルが壊れたら大変です。不動産の価格が下がったら特に金融が大変なことになります」と言ったことがあります。自民党の政治家の中で最も賢明とされている人ですが、その人は「ようやく私の選挙区でも地価が上がり始めました」と言いました。地価が下がったらどうなるかなんて誰も考えていなかった。

 −−バブルがこのような形で急激に崩れると思っていましたか?

 そう言われると、分からないですね。バブルだから長くもつはずはないとは思っていた。ただ、どれほど大変になるかということまでは分からなかった。どこでつぶれるかはわからない。私は87年にバブルはやがてつぶれると言った。そして、実際に株は90年の初めから下がり始めたが、地価はその後1年半ぐらい下がらなかった。

 −−今から25年前の90年3月27日、大蔵省が不動産融資総量規制を銀行に通達し、それがバブルをつぶしていく一つのきっかけとなりましたね。

 総量規制は当時は効かなかった。地価はしばらく下がらなかった。総量規制では「住専」という住宅金融専門会社は規制の例外とされていたので、その後、住専が融資をやることになった。地価が下がったのは、長期的に維持できる価格ではなかったためだ。フローの家賃が上がらないのにストックの価格が上がっているからバブルと言った。株価や不動産、為替レートなどストックの価格は人々の予想が反映されるので激しく変動する。これに対し、生活あるいは経済の実態に関連しているフローの価格はあまり変わらない。所得が変わらないのに家賃だけがあまりに高くなったら払えなくなってしまう。フローの価格が上がらない以上、ストックの価格はやがて下がる。

 −−バブルが膨らむ時も破裂した後も、どちらもコントロールできなかった。

 そうです。つぶれるときは、もっと激しい。

 −−もう少し穏やかにつぶすべきだったのではという意見もあります。

 どうやってやるんですか?人々の期待が崩壊するんだから、それをコントロールすることはできない。上がると思い、転売利益があると思うから高く買った。それが限界になったところでバブルの崩壊は非常に急激に起こります。ゆるやかにバブルをつぶすことは不可能です。人々が売り急ぐ。それを止めることはできない。

 −−それでは、バブルにどう向き合えばいいのでしょう?

 人間は賢くなれない。せいぜい他の人が賢くない時に自分はどうやって防衛するか、ということでしょう。

 −−投機ゲームに参加していなかった人にまでバブル崩壊による影響は及びました。

 私の知っている方で、その渦中に巻き込まれた人がいます。旧日本債券信用銀行の最後の会長となった窪田弘さん(同行の粉飾決算事件で証券取引法違反の罪に問われたが、のちに無罪が確定した)です。人格者で、もちろん彼が投機的なものを指揮したわけではない。それにもかかわらず彼はバブルの崩壊で非常に厳しい状況に陥りました。投機をしなければ大丈夫かというと、そうもいえない。恐ろしいことだ。

 −−改めて現在、アベノミクスの状況をどう見ますか。

 円安です。円安バブル。国債市場に無理を強いることによって過激な円安が起こり、今の日本企業の収益はそういう円安に支えられている。日銀は2013年から異次元金融緩和をやっていますが、本来、目的としていることができていない。金融緩和を行えばマネタリーベースが増えて、それでマネーストックが増えて金利が下がる−−と、教科書に書いてありますが、マネーストックは増えていない。お金がジャブジャブ供給されているかというと、そうはなっていない。銀行が持っている国債を日銀が買って、代金は銀行が日銀に持っている当座預金になる。これが異次元緩和で起こっていることのすべて。マネタリーベースと当座預金はものすごい勢いで増えているが、貸し出しが増えないため預金は2、3%の増とほとんど増えていない。金利は日銀が国債を買っている直接的な効果で、いわば力ずくで下げている。

 それがはっきりした形で表れたのが昨年秋からの追加金融緩和だ。アメリカが金融緩和をやめて金利が上昇し始めているのに、日本は逆方向の金融政策をとって追加緩和をした。それで日本の金利は更に下がり、ついに昨年12月には2、3年債がマイナスになってしまった。これは、日銀が非常に高い価格で国債を買っているからです。将来、日銀が保有している国債は損失をもたらす。アベノミクスを語るとき、他の政策は効かないけど金融緩和だけが効いているとかいいますが、それは逆だ。金融緩和はまったく効いていない。

 −−それが日銀の財務にかなりの負担をかけているということですか。

 将来、損失が発生する可能性のある資産を大量に持っているわけですから。日銀は国債の金利が上昇したら民間金融機関の国債はどうなるかという試算は発表していますが、自分のことは何も言っていない。たぶん民間の金融機関と同じ程度の損失が発生する。今の円安は誰も負担していないのではなく、損失は将来、国民が負担することになる。かつてバブルの後始末の不良債権処理では大きな国民負担が発生したが、それと同じようなことが今起きている。

 −−日本の企業の株が上がっていることについては?

 日本企業は強くなっていない。新しい技術を開発したわけでもないし、生産の効率性を上げたわけでもない。単に、円安によって円表示の輸出売り上げが増えただけのことです。実は、先進国の製造業が衰退するのは、日本に限ったことではなく、中国が工業化したから必然の現象だといえます。中国が工業化した世界で生き残るのは米アップルのように「国内で生産しない」「工場を持っていない」製造業です。日本の製造業も縮小するか、あるいは変身を図るべきです。国外に行くのが正しい方向だ。生産設備を海外に移すのが遅れた企業がこの円安で利益を得ていますが、円安はそういう意味でも日本の産業構造の転換を遅らせている。一番残念なのは、円高をよしとする政治勢力が存在しないということ。労働者の立場を代弁する政治勢力がない。円安というのは労働力、賃金を安くするという意味で労働者の敵ですから。

 −−バブルはまたはじけるとすれば時期はいつですか。

 それは分からない。金融市場で非常に不自然な状況を起こして進んでいる円安バブルは長期的に安定均衡ではいられない。ずっとはもたないことは明らか。ただし、それがいつ壊れるかは、分からないものなのです。








<イリナキウサギ>
イリナキウサギ

「パンダよりかわいい」ナキウサギ、20年ぶりに発見 中国
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2015/03/29

セマーナ・サンタ・・・


前回のブログで寒い!と愚痴っていたら、あの日の午後から雨がやみ、翌日から気温も急上昇!
前回、写真を載せた日の夕方
夕方、日が差した




昨日の夕方、外を見たらセマーナ・サンタの行列が行進していた。
よくわからないのだが、楽隊の音楽もなかったからリハーサルかな。
たしか、セマーナ・サンタは今日からのはずだし・・・
セマーナサンタ予行練習




<梅安亭・質素に生きなきゃ!>


大根と油揚の煮物、酢蛸、ポテサラ、絹さや。
いずれも残り物の低カロリー料理。
冷凍庫から出したご飯に容器の穴跡が残っている・・・(笑い)
低カロリー料理



鯖味噌煮・・・鯖の子がはいっているのが自慢。
味はそうでもないのだが色が少しどぎついのが欠点。
味噌が古くなっている?
鯖味噌煮



大量のアセルガの処理に困って思いついたのが、豚しゃぶ鍋。
というより変形「常夜鍋」。
こちらは「おっさんひとり飯」を参考にさせてもらった。
自炊パラダイス タカノ俊一・おっさんひとり飯
茶色の部分をクリックすると元記事へジャンプします。

ほうれん草とアセルガは親類だし、きっとイケルはずと思って作った。
失敗はアセルガの量が多すぎて最後は残ったことだ。
豚肉の部位の「セクレト」が最高にうまかった。
次に見た目は不細工だが肉厚のシイタケ、これも香りが強くて思わずうまっ!
舞茸はまあまあ。
肝心のアセルガの評価は白菜とほうれん草の両方の味がしたということぐらいで、これもまあまあか。
アセルガで鍋



頂き物のおそば・・・おいしゅうございました!ありがとうございました。
貰ったおそば




この間作ったポテサラだけど、トーストしたパンに挟むと抜群にうまいとわかった。
レタスとかいれずにシンプルに挟んだだけ・・・
このポタサラ・サンドはうまい・・




<日米の思惑に反して、アジア・インフラ投資銀行の加盟国は増える一方>

加と豪も「中国投資銀」参加へ 稚拙すぎる安倍外交で日本孤立



孤立感を感じない、鈍感アベ!
日本政府は、国際的影響力がどんどん低下する米国に対して「植民地」に媚びへつらう一方で、そのツケを沖縄県に対して「植民地」扱いで押し付ける。極右政権の独裁的手法は、三流国家そのものです。自分より強い者には媚びへつらい、自分より弱い者には強圧的に振る舞う。なんという淋しい国だろうか。・・・金子勝さんのツィッターより




アベがアメリカ議会で演説をさせてもらえるそうだ。手みやげは銭と自衛隊。
問題は何を語るかだ
天木直人さんのブログより



アンダーコントロールの大嘘の裏で・・・
大震災4年:県外避難者、被災時住居「戻らず」85%








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