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2018/09/13

秋の雲

コーヒーを飲みに立ち寄ったカテドラルのすぐそばのカフェ。

20180913カテドラルのすぐそばのカフェ


プラサ・ヌエバからみたアルハンブラ宮殿

20180913プラサヌエバからみたアルハンブラ宮殿




梅安亭・本日のオススメは「パドロン(ガリシア特産の唐辛子)と椎茸の焼きびたし」



パドロンと椎茸の焼きびたし

20180913パドロンと椎茸の焼きびたし


千枚漬け
昨夜、かぶらを甘酢に漬け込んだ。

20180913千枚漬けもどき


本日の昼酒メニュー
他は、「マグロのづけ」「イカと大根の煮物」「オクラのおひたし」

20180913本日の昼酒メニュー







読み終えた本 高木俊朗著「陸軍特別攻撃隊(1)」

陸軍特別攻撃隊(1)

内容紹介
特攻作戦の全貌を綿密な取材と膨大な資料を駆使して明らかにした入魂の大作。
ベストセラー『不死身の特攻兵』の鴻上尚史氏もリスペクトする戦史小説の金字塔!
菊池寛賞受賞。

レイテ決戦に執着する大本営が縋った特攻作戦。
9回出撃しても生還した“不死身の特攻隊員”佐々木友次伍長。
特攻隊を置き去りにして敵前逃亡した冨永軍司令官。

特攻隊は“志願”と一般に思われているが、これは全くの間違いで、本人の意思を無視した強制であった。
「体当り機」は機首に“死の触覚”の起爆剤がついており、爆弾は機体に固着させ、投下装置がなく、体当りをせざるをえないように造られていた。
この非人道的な“棺桶飛行機”の体当り効果のウソをあばく。



ついこの間、鴻上尚史の「不死身の特攻兵」を読んだので、もう少し、「特攻」について知りたいと思って読んだ。
この本には、先の「不死身の特攻兵」の元ネタが全て書き尽くされていた。
この著者の本は以前、「インパール」を読んだことがあるが、素晴らしい資料収集力と構成力を持った戦史作家だと思っていたが、今回もその筆力に惹かれてぐいぐい読みすすんだ。


若い特攻隊員とその妻の心の揺れを描いたシーンで、なんども立ち止まった。
佐々木友次伍長の属した「万朶隊」の隊長の岩本益臣大尉とその妻和子、「富嶽隊」の梨子田曹長とその妻うた子。
二組の新婚夫婦の日記を紹介している。

一方、呆れながら読んだのは、富永恭次という東條のお気に入りの高級軍人だった。
陸軍次官まで務めた富永恭次は、フィリピン戦線の第4軍司令官に任命され、陸軍初の航空特別攻撃隊の出撃命令を出す。
この宴会好きの男は、万朶隊の岩本大尉らを激励するためと称して、呼び寄せたのだが、その結果が、富永の呼び出しに応じて飛行中を米軍に襲撃され、万朶隊所属の将校が全員墜落死する羽目になったのである。
特攻隊の出撃では、毎回、「君たちのあと、最後は自分が行く」と訓示で言っていたのである。
ところが、戦況が不利になると、部隊を捨てて、自分だけが飛行機で台湾へ逃れている。
もちろん、戦後もぬけぬけと生き延びている。

同じように、インパールで、無謀な作戦のため、多くの将兵を餓死させた牟田口 廉也も戦後も長く生きながらえている。
戦争遂行内閣の主要閣僚だった安倍の祖父の岸信介も、鬼畜米英だったはずの米と取引して出獄、戦後も生き延び、首相まで務めた。

つまり、先の大戦の重要な責任者(昭和天皇も含めて)は極少数の戦犯処刑者を除いて、その責任を問われることなく、ぬけぬけと戦後を生き延びたのである。

この点に日本という国の持つ、曖昧さ・無責任さの全ての原因があるように思えてならないのである。






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