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2012/04/24

家の前を流れる「ダーロ川」を上流の方に行くと泉がある

4月24日(火)

アルハンブラ宮殿と我が家の間にはダーロ川という小さな川が流れています。ダーロとは、DAR ORO =金を与えるという意味で、昔、この川で砂金がとれたそうです。実際、僕の住んでいる隣りの通りの名前は「オルノ・デ・オーロ=金の釜」といって、金を溶かす釜があったことに由来する地名がついています。
さて、僕は以前、よく散歩がてらに、この川沿いの小道を散歩していました。20分ほど上流に行くと「アベジャーノ」という噴水があります。対岸はヒターノの集落で有名な「サクロ・モンテ」です。

モーロの城壁跡があるサクロ・モンテの丘
作家の堀田善衛さんの借りていたアパートは、あの城壁のすぐ近くにありました。今をときめく剣豪小説作家の佐伯泰英さんがしょっちゅう出入りしていたようです。

モーロの城壁

川の向かいはヒターノの集落で有名な「サクロ・モンテ」

サクロ・モンテの集落

集落の背後の丘の上には修道院があります

サクロ・モンテの丘の上にある修道院

アベジャーノの噴水

アベジャーノの泉


この先に、僕が「茗荷谷」と命名した場所がありました

茗荷谷

今から、14年ほど前、東京新宿御苑の飲み屋「トンキン」の宮崎ノボさん、ノゾミちゃん、カメラマンの荒川さんたちが、わざわざ日本から「茗荷の苗」を持ってきてくれました。僕たちは、日陰でじめじめした場所を探し、その苗を植えたものでした。だれかに見つかると、採られると心配して、小道から川に下った斜面にこっそりと植えました。水はきれいな清水がたっぷり流れており、条件的にはぴったりの場所でした。彼らが日本に帰った後も、僕はたびたび見回りに行ったものです。ところが、ある日、行ってみると、小川の流れが上流で堰き止められ、そこは干涸びた場所になっていました。苗は枯れて、僕の「茗荷谷」の夢は潰えました。

<本日の梅安亭>

親子丼

親子丼


一口カツ

一口カツ



<チェルシー対バルサの試合>
今晩は8時45分から、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝、チェルシー対バルサの試合があります。前回は1;0でバルサがまさかの敗北を喫しています。今夜はなんとしても、2点差をつけて勝ちたいところです。
この間、チェルシーとレアルに2連続敗北したことをふまえ、バックスには、ピケを復帰させるのではないでしょか。グアルディオーラ監督、どうかピケを使い、チアゴとかテージョではなく、セスクやペドロを使ってください。お願いします!
今日、うまそうな牛肉を手に入れたので、すき焼きを見ながら観戦します。

観戦用のすき焼きセットと自家製ぬか漬け「日野菜漬け」

すき焼きセット
自家製ぬか漬け「日野菜漬け」



6時間後。
残念!またもや勝てず!
引き分け!2:2でした。試合経過は省くとして、バルサが1:0とした後、チェルシーはレッドカードでキャプテンのテリーが退場したため10人。バルサの猛攻が続くが、得点につながらず、結局、最後はフェルナンド・トーレスに点を取られ、引き分けに持ち込まれてしまいました。これで、前回の試合との合計でチェルシーの勝ちとなりました。
バルサにとって、あのメッシがPKを外したことが一番痛かったが、ほかに、速攻がなかったことや、ピケを途中けがで欠いたため、コーナーキックを有効に使えなかったこと、相手があれだけ引きまくり、守備に徹するとなかなか点は入らない、などが敗因でしょう。バルサはこれで、大事な試合で3連敗となってしまいました。
慰みは、スペイン代表からも外され、チェルシーでもベンチスタートだったフェルナンド・トーレスが点を入れたことくらいです。試合後のインタビューを見ていたら、以前のような紅顔の美少年のトーレスではなく、しゃきっとした大人顔になっていました。早く、スペイン代表に復帰してほしいですね。






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